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弱くあることのできない、弱さ (「ステーシーズ―少女再殺全談」大槻 ケンヂ) [ひと/本]

久しぶりにオーケンの小説を読んだ。

ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫 (お18-16))

ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫 (お18-16))

  • 作者: 大槻 ケンヂ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2008/03/25
  • メディア: 文庫
文庫が出ているのになぜかAmazonでは単行本しか載ってない。上は単行本。(6/7 上記リンク先の相違に気付いたので修正しました。文庫版は書籍タイトルから違うのね)

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バカの地金 (「駄美術ギャラリー」現代美術二等兵) [ひと/本]

そもそも貧弱な脳味噌なのであまり使うとぼろが出る。ぼろが出ると地金が表に出てくる。
自分で自分に制御が利かなくなって、「絶対買わないぞ」と心に決めていたはずの代物を買って来てしまった。

駄美術ギャラリー

駄美術ギャラリー

  • 作者: 現代美術二等兵(ふじわら かつひと&籠谷 シェーン)
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2007/11/29
  • メディア: 単行本

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「疑似科学入門」のレビューを書かない [ひと/本]

前のエントリで書いたとおり、レビューは書きません。

疑似科学入門 (岩波新書 新赤版 1131)

疑似科学入門 (岩波新書 新赤版 1131)

  • 作者: 池内 了
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 新書

単純にタイミングを逸して、すでに良質なレビューが多数出ているからです。

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文化衝突 (「ベルカ、吠えないのか?」古川 日出男) [ひと/本]

だいたい何冊か本を並行して読んでいるので、結果的に読み終わるまでが遅い。その並行して読んでいるなかでもやっぱり止まらない本と云うのはあって、そう云う本はほかの本を読み進めるペースを律速する結果になる。

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫 ふ 25-2)

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫 ふ 25-2)

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/05/09
  • メディア: 文庫
こいつのおかげで池内了氏の疑似科学入門の読了に時間がかかって、読み終わった頃にはレビューが出揃ってもうぼくごときが改めて書くべき状況じゃなくなっていた、と云うのはまぁ余談。

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基本仕様と合理性 (「行動経済学 経済は「感情」で動いている」友野 典男) [ひと/本]

やっと読み終わった。

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)

  • 作者: 友野 典男
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/05/17
  • メディア: 新書

いや、多分それほど難解な内容の書物というわけではなくて。ちょっとくたびれてると読書能力が減退して織田作だの百鬼園先生だのに逃避してしまうぼくであるわけなので、読了まで3週間ばかりかかった次第。

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問題の認識 (「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人」香山 リカ) [ひと/本]

ちょっと前に信じぬ者は救われるレビューしたのだけれど、その際に副読本として読んだ。

スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)

スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)

  • 作者: 香山 リカ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 新書


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問題の捕捉方法 (「信じぬ者は救われる」香山 リカ・菊池誠) [ひと/本]

やっと読んだ。正確に云えば2回読んだ。


信じぬ者は救われる

信じぬ者は救われる

  • 作者: 香山 リカ
  • 出版社/メーカー: かもがわ出版
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本


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チャーリー・ブラウンに問いかける (「チャーリー・ブラウンなぜなんだい?」シュルツ) [ひと/本]

このあたりとかこのあたりとか書いていて、どうしても現場の看護師さんたちの気持ち、と云うのに思いを馳せる。馳せたからと云ってぼくごときにそれが十全に想像がつく範囲内にある、とはまぁ思わないんだけど、そうするとぼくは看護師さんたちの思いから生み出された一冊の絵本を思い出す。

チャーリー・ブラウンなぜなんだい?―ともだちがおもい病気になったとき

チャーリー・ブラウンなぜなんだい?―ともだちがおもい病気になったとき

  • 作者: チャールズ M.シュルツ
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1991/11
  • メディア: 大型本


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タグ:書評
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「こども」の力 (「ライラの冒険」プルマン) [ひと/本]

こちらの続き。3部作全6巻読了。

しかしこれ、「児童文学」なんだろうか。いや、「こどもたちのものがたり」ではあるんだけど。


神秘の短剣〈上〉—ライラの冒険II

神秘の短剣〈上〉—ライラの冒険II

  • 作者: フィリップ プルマン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 文庫

神秘の短剣 (下) ライラの冒険II
琥珀の望遠鏡〈上〉—ライラの冒険III
琥珀の望遠鏡〈下〉—ライラの冒険III

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タグ:書評
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風景を切り取る (「もの食う人びと」辺見 庸) [ひと/本]

何度読み返したかわからない。ぼくにとってはちょっと珍しい、そう云う本。

もの食う人びと (角川文庫)

もの食う人びと (角川文庫)

  • 作者: 辺見 庸
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 文庫

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タグ:書評 辺見庸
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善ではなく、愛のために (「黄金の羅針盤」プルマン) [ひと/本]

冬休み課題図書シリーズその2。

黄金の羅針盤〈上〉—ライラの冒険

黄金の羅針盤〈上〉—ライラの冒険

  • 作者: フィリップ プルマン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: 文庫

これを読んだのはちょいと不純な動機で。「どうせ多分映画を見に行くんだろうから、その前に読んでおこう」みたいな。

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タグ:書評
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目的と方法 (「チーム・バチスタの栄光」海堂 尊) [ひと/本]

冬休み課題図書シリーズその1。

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2007/11/10
  • メディア: 文庫
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))

面白かった。前評判通り。

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タグ:書評 海堂尊
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「正味」の強さ [ひと/本]

先週から今週にかけて、高野秀行を二冊読んだ。今日読み終わったのはこれ。

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)

  • 作者: 高野 秀行
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/03/17
  • メディア: 文庫
面白い、面白い。もう止まらない。

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英雄 [ひと/本]

なんと云うか、どうしても英雄に惹かれるような心理がある。

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タグ:書評 雑談
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物語の伝えるもの (「精霊の守り人」上橋 菜穂子) [ひと/本]

この小説と指輪物語との間にある共通点を、ぼくはひとつ見つけた。それは、作品世界がきっちりと「その世界の歴史」を背景にしていることだ。
そう、物語の登場人物たちがみな「彼らの物語」を文化として保有していること。

精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)

精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)

  • 作者: 上橋 菜穂子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫

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