弱くあることのできない、弱さ (「ステーシーズ―少女再殺全談」大槻 ケンヂ) [ひと/本]
久しぶりにオーケンの小説を読んだ。
文庫が出ているのになぜかAmazonでは単行本しか載ってない。上は単行本。(6/7 上記リンク先の相違に気付いたので修正しました。文庫版は書籍タイトルから違うのね)
バカの地金 (「駄美術ギャラリー」現代美術二等兵) [ひと/本]
「疑似科学入門」のレビューを書かない [ひと/本]
前のエントリで書いたとおり、レビューは書きません。
単純にタイミングを逸して、すでに良質なレビューが多数出ているからです。
単純にタイミングを逸して、すでに良質なレビューが多数出ているからです。
文化衝突 (「ベルカ、吠えないのか?」古川 日出男) [ひと/本]
だいたい何冊か本を並行して読んでいるので、結果的に読み終わるまでが遅い。その並行して読んでいるなかでもやっぱり止まらない本と云うのはあって、そう云う本はほかの本を読み進めるペースを律速する結果になる。
こいつのおかげで池内了氏の疑似科学入門の読了に時間がかかって、読み終わった頃にはレビューが出揃ってもうぼくごときが改めて書くべき状況じゃなくなっていた、と云うのはまぁ余談。
こいつのおかげで池内了氏の疑似科学入門の読了に時間がかかって、読み終わった頃にはレビューが出揃ってもうぼくごときが改めて書くべき状況じゃなくなっていた、と云うのはまぁ余談。
基本仕様と合理性 (「行動経済学 経済は「感情」で動いている」友野 典男) [ひと/本]
問題の認識 (「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人」香山 リカ) [ひと/本]
問題の捕捉方法 (「信じぬ者は救われる」香山 リカ・菊池誠) [ひと/本]
チャーリー・ブラウンに問いかける (「チャーリー・ブラウンなぜなんだい?」シュルツ) [ひと/本]
このあたりとかこのあたりとか書いていて、どうしても現場の看護師さんたちの気持ち、と云うのに思いを馳せる。馳せたからと云ってぼくごときにそれが十全に想像がつく範囲内にある、とはまぁ思わないんだけど、そうするとぼくは看護師さんたちの思いから生み出された一冊の絵本を思い出す。
チャーリー・ブラウンなぜなんだい?―ともだちがおもい病気になったとき
- 作者: チャールズ M.シュルツ
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1991/11
- メディア: 大型本
タグ:書評
「こども」の力 (「ライラの冒険」プルマン) [ひと/本]
こちらの続き。3部作全6巻読了。
しかしこれ、「児童文学」なんだろうか。いや、「こどもたちのものがたり」ではあるんだけど。
神秘の短剣 (下) ライラの冒険II
琥珀の望遠鏡〈上〉ライラの冒険III
琥珀の望遠鏡〈下〉ライラの冒険III
しかしこれ、「児童文学」なんだろうか。いや、「こどもたちのものがたり」ではあるんだけど。
神秘の短剣 (下) ライラの冒険II
琥珀の望遠鏡〈上〉ライラの冒険III
琥珀の望遠鏡〈下〉ライラの冒険III
タグ:書評
風景を切り取る (「もの食う人びと」辺見 庸) [ひと/本]
善ではなく、愛のために (「黄金の羅針盤」プルマン) [ひと/本]
冬休み課題図書シリーズその2。
これを読んだのはちょいと不純な動機で。「どうせ多分映画を見に行くんだろうから、その前に読んでおこう」みたいな。
タグ:書評
目的と方法 (「チーム・バチスタの栄光」海堂 尊) [ひと/本]
冬休み課題図書シリーズその1。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)
- 作者: 海堂 尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/10
- メディア: 文庫
面白かった。前評判通り。
「正味」の強さ [ひと/本]
物語の伝えるもの (「精霊の守り人」上橋 菜穂子) [ひと/本]
この小説と指輪物語との間にある共通点を、ぼくはひとつ見つけた。それは、作品世界がきっちりと「その世界の歴史」を背景にしていることだ。
そう、物語の登場人物たちがみな「彼らの物語」を文化として保有していること。