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バカの地金 (「駄美術ギャラリー」現代美術二等兵) [ひと/本]

そもそも貧弱な脳味噌なのであまり使うとぼろが出る。ぼろが出ると地金が表に出てくる。
自分で自分に制御が利かなくなって、「絶対買わないぞ」と心に決めていたはずの代物を買って来てしまった。

駄美術ギャラリー

駄美術ギャラリー

  • 作者: 現代美術二等兵(ふじわら かつひと&籠谷 シェーン)
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2007/11/29
  • メディア: 単行本
いやなんと云うかぼくなんかから見ると彼らはマルセル・デュシャンの正統と云うか、デュシャンを256分の1くらいにスケールダウンするとちょうどこれくらいになるんじゃないか、みたいな、ぜんぜん褒め言葉になってない気もするけど告白すると大好きです。こう云うこと学生の頃にやってたな。ぼくらの場合「瞬間藝術」とか称してたけど。クラブハウスのごみ箱からいろんなもの拾って来て、適当に組み合わせてタイトルで勝負、みたいな。でもこんなに本気度は高くなかった。と云うかなんと云うか、つくっちゃうんだもん、このひとたち。

で、アフィリエイト貼っといてこう云うことを書くのも非常になんなのだけど、ぼくを信用してアマゾンで買ったりしないでください。お買いになるならぜひ本屋さんで手に取って立ち読みしてから。だってあとから「くだらないもの勧めやがって」とか怒られるといやだし。

あ、でもまず彼らのサイト「駄美術手帖」をご確認いただくのがいいのかな。あたくし【SF酉の市】がたまらなく好きです。部屋にあったらぜったいいやだけど。
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コメント 52

pooh

あぁ、あとこれも好きです。「夏用」。

http://homepage3.nifty.com/2touhey/gekkan/2006-05/gekkan0605.html

なんか怒られそうな気もするけど。
by pooh (2008-05-26 22:07) 

TAKA

上腕二頭筋兵さんの、「かん違いパワー。」がなかなか良いですな。いつもこれならば、そのまま勢いで周りを気にせず、どこまででも我が道を突き進んで行けそうな気がします。

勝訴の旗って、かき氷屋さんに似合いそうです。
敗訴の旗、そして不当判決の旗。これらを春夏秋冬すべて用意しておけば、今後も何かと安心ですね(^^。

最近は私も、色々な知識を混ぜて面白いコメントを作ろうとしています。なんとなく深みが出るような、出ないような(^^;。
ちなみに今回は、ブラックな感じの歌ができ上がりました。これは笑えるような、笑えないような。

ぶんぶんぶん やじがとぶ
ブログの周りに ストゥーパたてたよ
ぶんぶんぶん はつ七日

ぶんぶんぶん おつかれさん
仕事の終りに 上司がニコニコ
ぶんぶんぶん クビでした

ぶんぶんぶん うさ晴らし
悪罵の冥土で つんでれデレツン
ぶんぶんぶん またきてね

ぶんぶんぶん ターボ付き
ドナドナ駅馬車 あの世が見えたよ
ぶんぶんぶん もどれない

「子牛もガッカリだ」
「また仕官駄目でしたorz」
「孔子もガッカリだ」
「面白くもあり。面白くも無し。」
「奇兵隊もガッカリだ」

「突き抜ける面白さ」。これに到達するまで精進せねば(^^;。
by TAKA (2008-05-27 02:13) 

黒猫亭

>poohさん

>>あたくし【SF酉の市】がたまらなく好きです。部屋にあったらぜったいいやだけど。

ウチにはエイリアン関連商品最大のゲテモノと言われるベンダブルぬいぐるみのフェイスハガーがあって、ジャケットを掛けたハンガーに引っ掛けて飾っているので、見た目的にはこんな風景です。

http://www.amazon.co.jp/Alien-Bendable-Plush-Replica-Hugger/dp/B0007W5FLU
by 黒猫亭 (2008-05-27 02:38) 

pooh

> TAKAさん

その昔昭和が終わって、新しい年号が発表されるときに、小渕官房長官が「平成」と書かれた紙を広げる映像がテレビで繰り返し流れました。
とある友人が不謹慎にも「あそこに『不当判決』と書いてあったら面白いな」とか言い出したのをいまでも覚えています。
by pooh (2008-05-27 08:04) 

pooh

> 黒猫亭さん

あぁぁ、これは(^^;。
by pooh (2008-05-27 08:05) 

黒猫亭

>poohさん

>>あぁぁ、これは(^^;。

多分実物を見ないと実感出来ないと思いますが、

>>製品概要・仕様
>>
>>* 等身大ぬいぐるみ。
>>* 本体サイズ : 長さ約80cm

多少ディフォルメされている割には、スケールメリットでビジュアル的には非情なまでにリアルです(笑)。

ちなみにこのシリーズには等身大チェストバスターもありますので、予め懐に忍ばせておいて突如苦悶する小芝居を入れ、周囲の人々の注目を十分に集めた上で「ぴょこん」と顔を覗かせるという宴会芸も可能です。これはもう、何の前振りもなく普通にご陽気に酒を飲みながら唐突にやらかすのがキモですが、多分それをやると友達がいなくなります。

当然オレはチェストバスターのぬいぐるみも持っていませんし、そんな宴会芸をやったこともないので、これを実行して友達がいなくなっても責任はとれません。
by 黒猫亭 (2008-05-27 15:35) 

黒猫亭

>>ちなみにこのシリーズには等身大チェストバスターもありますので、

尼に画像がありました(笑)。

http://www.amazon.co.jp/Alien-Bendable-Plush-Replica-Chestburster/dp/B0007W5FM4/ref=sr_1_19?ie=UTF8&s=toys&qid=1211870262&sr=1-19
by 黒猫亭 (2008-05-27 15:39) 

pooh

> 黒猫亭さん

極めて悪趣味だと思います。
と云うのが、このエントリだと褒め言葉になってしまう。うむむ。

しかし思うに、同じ等身大でもおとなの(と云うのかな)エイリアンはこれほど怖くないんじゃないか、と云う気もなんとなくします。何故だろう。
by pooh (2008-05-27 21:38) 

黒猫亭

>poohさん

お褒め戴いて有り難うございます(笑)。このシリーズはメーカーのリリースからして「調子に乗って作りました」と書いてありまして、確認されているだけでも五種類あるのです(ドッグエイリアン・チェスバスター、クイーン・エイリアン・チェストバスター、エッグ&フェイスハガー(ミニぬいぐるみ))。

駄美術手帖の作品だとこれが近い感じですね。

http://homepage3.nifty.com/2touhey/gekkan/2006-10/gekkan0610.html

>>同じ等身大でもおとなの(と云うのかな)エイリアンはこれほど怖くないんじゃないか

ウチにある悪趣味なフィギュアで言えば、三十センチサイズのナメゴンというのがありますが、これが視るからにリアルで気持ち悪いのと同じ理由かと。三十センチのリアルな怪獣は気持ち悪くないですが、三十センチのリアルなナメクジは気持ち悪いですから。
by 黒猫亭 (2008-05-27 21:47) 

pooh

> 黒猫亭さん

えぇと、サイジングの妙と云いましょうか(^^;。
てぇかそれ、「怪獣のフィギュア」と云うべきものなんですかね。なんか30センチと云うのも絶妙な気がします。
by pooh (2008-05-27 22:57) 

黒猫亭

>poohさん

>>えぇと、サイジングの妙と云いましょうか(^^;。

久しぶりに特ヲタらしいことを言いますが(笑)、ウルトラQの怪獣デザインというのは基本的に既存の生物を巨大化させたものが多いわけで、モグラとかサルとかトドとかエイとかサザエとかカナリアとか人間とか(笑)、とにかくでっかくしちゃえば怪獣になると言わぬばかりのものが多かったわけです。

ナメゴンというのは、ナメクジまんまのデザインだと思われていますが、実は割とディフォルメされた形をしていますね。首と頭部のフォルムなんてナメクジやでんでん虫には存在しませんけど、あの辺が何となくキャラクター性を醸し出していて、尚かつ生物感のあるテクスチャーのお陰で一応怪獣らしい見掛けになっています。

しかし、基本的にナメクジをでっかくしただけのコンセプトなモンですから、普通ちっちゃいモンが巨大化しているところが味噌なんですが、それがフィギュア化されることによって三〇センチ台にスケールダウンするわけですが、それでも普通のナメクジより遙かに巨大です。この辺、小さいものをでっかくしてさらに小さくした挙げ句、尚かつ元の生物よりちょっとだけでかいという辺りが気持ち悪いです。

それに、三〇センチくらいの軟体動物なら普通にその辺にいそうなので、その辺に飾っておくと普通の人は嫌がりますね(笑)。オレもナメゴンのデザインは好きだから買ったんですが、ふと「これがホントに生きていたら」と想像するとかなり気持ち悪くなります。

フェイスハガーとかチェストバスターなんかも、一メートル程度の大きさでああいうニュルニュルした生き物がホントにいたら相当気持ち悪いですよねぇ(笑)。しかも、なんかカラダの中に入ってきたり出てきたりするイキモノだし。

でも、多分現実に造形して一番嫌なのは、三〇センチくらいのリアルな芋虫ですかねぇ。モスラなんかかなりギリギリですけど、おカイコさんとかがそのサイズでリアルに造形されたら、同じ部屋に置いておくのは絶対嫌だなぁ。
by 黒猫亭 (2008-05-28 03:44) 

pooh

> 黒猫亭さん

もとのサイズから大きさを変える時点でまず以下されるわけじゃないですか。で、出来上がりのサイズによって「気持ち悪く」なったり、「怖く」なったり。ぼくは「エイリアン」は最初のしか見てないんですが、閉鎖空間で展開することのほかに、「日常で触れる生き物のサイズ」である、と云うことが「気持ち悪さ」のほうにつながってるのかな、とか思います。
by pooh (2008-05-28 07:39) 

Noe

奈良のお寺で30cmぐらいの青銅色のミミズを見たときは気持ち悪かった。っていうかはじめ蛇だと思ってよく見たら顔が無かったのがなんとも・・・
by Noe (2008-05-28 11:01) 

黒猫亭

>poohさん

>>「日常で触れる生き物のサイズ」

それはあるかもしれませんね。フェイスハガーは内骨格のタラバガニみたいですし、チェストバスターはちょっと育ったメガネカイマンくらいの大きさですから、そういうのが人体に寄生するというのが妙に気持ち悪いです。あの卵の内壁のぶよぶよしたところは、ナマの鶏肉で作ったそうですから、そういう内臓感覚も気持ち悪いです。

>Noeさん

>>30cmぐらいの青銅色のミミズ

それは気色悪い。オレはとくにミミズが怖いと思わないですが、でかいミミズは気持ち悪いです。ただ、数メートルくらいある種類でも太さはそれほどでもないので、「巨大ミミズ」という語感がもたらすイメージとは遠いですよね。

オレがこれまで見たミミズのヴィジュアルで最も怖かったのは、カラー版鬼太郎の「地相眼」というエピソードに出てきた大ミミズで、これは文字通りニシキヘビサイズのミミズなんですが、ラストで人間がこの大ミミズに絡み付かれるところを見て食欲が失せました。

by 黒猫亭 (2008-05-28 11:58) 

pooh

をを、いつの間にか「バカなもの」の話が「怖いもの」の話に。って水を向けたのはぼくか。

> Noeさん

それ、ほんとにミミズですかね?
ちなみにぼくは蛇に対して「気持ち悪い」と云う感覚があんまりなくて、友人に不思議がられたことがありますが、変ですかねぇ。
by pooh (2008-05-29 00:22) 

pooh

> 黒猫亭さん

巨大ミミズならぬ長大ミミズなる語を思い付きましたが、間抜けなだけですねこれじゃ。
by pooh (2008-05-29 00:23) 

pooh

なんとなく、メディアの種類と云うものについて雑感めくけど。

書籍とウェブサイトで掲載されている内容はそうとう重複しているのに、本で見たほうが面白い。べつに画像が大きいわけではないのに、なぜなんだろう、とか思う。
はっきりわかるのは、多分現物をその場で見たら(ぼくみたいに、このひとたちのつくるものを面白い、と思う人間にとっては)腰が抜けるほど面白いだろう、ということ。で、やっぱりそういう質のものである、と云うことは、やっぱりこのひとたちのつくるものはまごうことなく「現代美術」なんだろうな、とか思う(このへんの理解、ひょっとするとcorvoさん辺りにはなにか指摘されるかもですが、素人の感慨って辺りでご勘弁)。
by pooh (2008-05-29 07:44) 

Noe

poohさん

ハッタミミズというもののようです。
金沢と琵琶湖周辺にしか分布していないらしいです。
新発見だったのか?
でも相当前の話だし・・・

私も蛇はあまり気持ち悪いとは思いません。
以前観光地の遊歩道の斜面に蝮がとぐろを巻いているのを見つけた時は、ちょっと困りましたが。
by Noe (2008-05-29 08:31) 

alice

ハッタミミズ、ぐぐるとトップにこんな記事が。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/hontokaine/CK2007032002102421.html

包丁でぶつ切りにしてうなぎ釣りの餌に…

うぅ。

私も小学生のころは父に付き合って、庭でみみずを採取して指でぶっちぎって釣り針につけて、海岸で投げ釣りしたものです(遠い目)。
今では絶対できない行為です。

あっ、そういえば和田慎二というマンガ家が昔『スケバン刑事』という少女漫画を描いてましたね。ヒロインが敵につかまって拷問を受け、ミミズでいっぱいの小部屋に入れられ、首までつかるというエピソードがありました。うぇー…
by alice (2008-05-29 19:20) 

黒猫亭

>aliceさん

>>あっ、そういえば和田慎二というマンガ家が昔『スケバン刑事』という少女漫画を描いてましたね。

そんなあなたにお奨めなのが「スクワーム」。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A0
by 黒猫亭 (2008-05-29 20:15) 

pooh

> Noeさん

ハッタミミズ、画像を見たくて探したんですが、下でaliceさんがリンクを貼られているもの以上の画像は見つからなかったです。

蛇の話は、上の「怖いもの」と「気持ち悪いもの」に繋がってくるような。でもけっこう「蛇って気持ち悪くてやだ」と云う方、いらっしゃいません?
by pooh (2008-05-30 00:43) 

pooh

> aliceさん

小さい頃平気だったものがおとなになって気持ち悪くなる、と云うこともあるんですねぇ。

「スケバン刑事」については、少年刑務所に潜入するエピソードかなにかでしたっけ。
by pooh (2008-05-30 00:45) 

pooh

> 黒猫亭さん

たぶんどっちかがどっちかのパクリなんだと思います。
なんか想像はつきますが、どっちかわかりません。
by pooh (2008-05-30 06:08) 

Noe

黒猫亭さん

スクワーム、初めて見た時は恐怖でした。
ミミズが襲ってくるというシチュエーションがリアルすぎて(時々親父が釣りえさのミミズを家の中に放してしまい、その度に捜索が大変だったので、家の中のミミズにはいい思い出がありません)。

2度目以降、ミミズではなくてゴカイだったと分かってからは、かなり恐怖感が薄まってしまいましたが・・・


poohさん

図書館で図鑑とかを見ると絵が載っているかもしれません(そこまでする価値があるとも思えませんが)。

私がそのミミズを見てショックを受けたのは、はじめ青大将の子供が怪我をしてのたうちまわっているのかと思い(派手にのたうちまわっていました)、近づいてよくみたところ蛇の頭がどちらにも無かった(両端とも尻尾みたいにすぼまっていた)からです。
こんな化け物はいるはずが無いと思い、よく見てみると、途中1/5ぐらいのところに少し膨らんだしわの無い部分があったので、「ああ、これはミミズなんだ」と納得した次第です。
by Noe (2008-05-30 08:43) 

黒猫亭

>Noeさん

>>スクワーム、初めて見た時は恐怖でした。

あの映画、怖いですよねぇ。動物パニック映画の定石通り、町はずれに住む人付き合いの悪い人間から順に凶暴化した動物の餌食になって、町の人間がなかなか動物の脅威を認識しない辺りがサスペンスなんですが、ミミズ(というかゴカイ)に内臓を喰い荒らされた屍体を目撃した主人公が、ガールフレンドにそれを説明する場面で、ガールフレンドがトマトソースのスパゲッティを「ちゅるるるっ!」と啜る描写とか、もう悪趣味全開で生理的嫌悪感をあおり立てます。

当時のスターログなんかでも、リック・ベイカーが担当したミミズ男のヴィジュアルを紹介したりして、なんか妙に盛り上げてました(笑)。ただこれ、バッドテイスト部分ばかりが強調されますけど、一本の映画として視ると結構面白いんですよね。ウィキの解説でもジャームズ・キャメロンが噛んでいたと紹介されていますけど、ぺーぺー時代のキャメロンは「フライング・キラー」とか、こんな映画ばっかりやってますね。そもそも出世作が「ターミネーター」である辺り、安いB級映画の職人ではあるわけです。

スクワームに戻りますと、この映画は田舎町の青春映画の骨格もあるわけで、小さな町にガールフレンドを訪ねてくる男の子が主人公なんですが、これが視るからに格好悪いヲタク的な造形のキャラで、ヒロインがけっこうゴージャスなブロンドの美少女的な柄のお姉ちゃんなんで、なんでこんな奴と附き合っているんだとか最初は反感を覚えるんですが、その姉ちゃんに横恋慕しているマッチョな田舎男がミミズに襲われて不気味な悪役を演じるわけで、ミミズ男を狂言廻しにしてミミズの脅威からヒロインを守るヲタク男の活躍を描くことで、観客は段々主人公に感情移入していく。

そういう意味で、最近ではけっこうメジャーな、学内ヒエラルキーでキングとクイーンを頂点とする人物類型において、キングを悪役に立ててヒロインと相思相愛のギークがヒーローになるというパターンの映画のハシリであったように思います。
by 黒猫亭 (2008-05-30 16:45) 

pooh

> Noeさん

奇妙な生き物、好きなんですよ。もう少し探してみようかな。
水族館でピラルクを40分眺めていてもぜんぜん飽きない怪しい中年男がここにいます。

しかしこれ、コメント欄の展開からすると、こちらのレビューだって話のほうが呑み込みやすいような。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B8%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE-%E6%97%A9%E5%B7%9D-%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%92/dp/4901784501/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=books&qid=1212156302&sr=8-1
by pooh (2008-05-30 23:11) 

pooh

> 黒猫亭さん

あるものを「気持ち悪い」と認識するのって、どんな回路が起動しているんでしょうね。

> キングを悪役に立ててヒロインと相思相愛のギークがヒーローになる

少し前まで頑張って見てた「ヒーローズ」でも同じような構図があって、わかりやすいなぁ、とか思いました。
by pooh (2008-05-30 23:12) 

alice

poohさん

>あるものを「気持ち悪い」と認識するのって、どんな回路が起動しているんでしょうね。

そ…、そういえば不思議です。
今しがた、渋谷東急で買ってきた活車海老(といってもかなり弱々しくなっていましたが)をさばきながら、「なんでこれは気持ち悪くないの???」とわれながらハテナ3乗な気分がしました。
頭と胴体を切り離して、さらに頭から出汁をとろうと思って頭を二つに割ってもなお、頭部についている脚がぴくぴくと動くのですが、「そんなもんか」という感じであまり気にならず。

そういえば以前、一度か2度、すし屋で食べたシャコも美味しかったですねぇ。形は脚がいっぱいあって、ゴカイと似たような格好ですごいグロテスクなのに。

スクワームのパロディで、最近ダイビングがはやってるので、「伊勢えび」なんてホラー映画はどうでしょうね。
突然変異で巨大な伊勢えびが1匹誕生。そいつがダイバーを襲うと、普通サイズの伊勢えびが一斉に被害者に群れて食べつくす…とか。

伊勢えびって暗い洞窟に群れをなしているので、ダイビングする人によっては結構怖いらしいです。
by alice (2008-05-31 19:08) 

pooh

> aliceさん

ぼくは海老が喰えない安上がりなやつです。
つれあいはぼくがいないときは海老蟹三昧らしいです。

「えびボクサー」って映画もありましたね。
by pooh (2008-05-31 20:06) 

PseuDoctor

>aliceさん
遅いレスですが。
>あっ、そういえば和田慎二というマンガ家が昔『スケバン刑事』という少女漫画を描いてましたね。
ヒゲクマさんのファンでいらっしゃいますか?
いや、私もコアなファンという訳ではないのです。ただ、彼が現在「ミステリーボニータ」に連載している「傀儡師リン」の事は御存知かなと思って。
何故なら、主人公「リン」の相棒であり準主役である人形の名前が「アリス」だからです(偶然?)。

by PseuDoctor (2008-06-03 23:45) 

pooh

> PseuDoctorさん

和田慎二、現役だったんですね。
ぼくはファンかどうかは微妙なところですが、昔はずいぶん読みました。
by pooh (2008-06-04 00:59) 

alice

PseuDoctorさん

和田慎二、小中学校の頃はファンでしたが、それ以降は読んでいないのです。
aliceは、最近「不思議の国のアリス症候群」というものの存在を知り、急にaliceという名前を使ってみたくなっただけです。大した由来がなくてすみません…
by alice (2008-06-04 16:00) 

亀@渋研X

和田慎二!? 先般、古本屋で『超少女明日香』シリーズを見つけて、まとめて買ってしまいました。知らない続編がいっぱいありました。あのひとは大昔から「アリス・コンプレックス」とか名乗っていたような……。

「虫」「気持ち悪い」でヒットしてしまうような動画を、さっきうっかり見てしまいました。「ダイオウグソクムシ」とか「オオグソクムシ」って、ご存知でした? 超絶的に巨大なダンゴムシです。最大50cm、体重1kg超だって。
ぼくは知りませんでした。知ったことを後悔しましたとも。orz

しかしまあ、ほんとに「気持ち悪い」「気味が悪い」「不気味」ってのは、なんなんでしょうねえ……。ユングな人たちは集団的無意識とかご先祖の記憶とか言いそうな気はしますが。
by 亀@渋研X (2008-06-04 18:25) 

黒猫亭

>和田慎二ネタの皆さん

彼が別マのマンガスクールでデビューした頃を識っています。デビュー作の「パパ!」とかそれに続くパパシリーズなんかは別マ誌上で読んだ覚えがあります。

マンガスクールで金賞を受賞した「洋子の海」に関しては読んだ覚えがないんですが、スクールで紹介された扉絵だけは今でも覚えています。調べてみたら本誌未掲載で単行本にも収録されていないみたいですね。

別マ時代だと「わが友フランケンシュタイン」シリーズとか、「銀色の髪の亜里沙」や「愛と死の砂時計」のように海外ミステリを翻案したサスペンス作品が記憶に残っていますね。

>亀さん

>>あのひとは大昔から「アリス・コンプレックス」とか名乗っていたような……。

オレの記憶だと、「ロリータ・コンプレックス」と自称していたように思います。「ロリ・コン」という略称を使い出したのは、多分この人が最初だったんではないですかね。アリスのエプロンドレスが好きとか言うのはたしかに言っていたと思いますが、彼のイコンは「太陽の王子ホルスの大冒険」のヒルダだったかと思います。

ちなみに、同じロリコンマンガ家の吾妻ひでおのイコンは「女王陛下のプティアンジェ」のアンジェ・アイリントンだったと思いますが、全然関係ない話でしたね(笑)。

by 黒猫亭 (2008-06-04 19:34) 

亀@渋研X

あー、黒猫亭さん、そうでしたっけ。もう記憶がおぼろだなあ。
でも、ロリータ・コンプレックスという言葉は彼のマンガ(あとがきマンガ?)で知ったような気がします。ロリコンは、ファザコン、マザコン、シスコン、ブラコンの流れで、当然の省略形だったんでしょうね。
悪趣味自慢スレみたいになっているコメント欄に和田慎二はどうなの、と少し思ったけど、よく考えるとこの人はグロ描写もそこそこあり、意外にふさわしい舞台なのかも。
でも、この人は手のデッサンがしばしばおかしかった、という記憶が強烈に残っているなあ。あと『スケバン刑事』の予告編(『ガラスの仮面』予告編と同時掲載)が、本編と関係のないコマで多数埋まっていたこととか(^^;;

えーと、虫の話題が……ないなぁ……。
あ、「カマキリは積雪量を予知するか」という話は、「ニセ科学的なものを使える/使えないで考えると、かなりアブナイかもしれない」という話でもあるかもしれない。というのも悪趣味でしょうか。でしょうね。
by 亀@渋研X (2008-06-04 22:36) 

たかぎF

ダイオウグソクムシをぬいぐるみにしちゃった人がいます.かわいいといえばかわいい…かも?
http://portal.nifty.com/2008/04/22/a/

そういえば,ヘンなぬいぐるみといえばこんなところも↓
http://rocket-craft.com/works_other01.html

by たかぎF (2008-06-04 23:44) 

pooh

へんないきものと和田慎二のおはなしの場になってる。

いや、面白いのでぜんぜんいいです。ぜひ続けてください。
by pooh (2008-06-05 07:45) 

ちがやまる

ヘンなぬいぐるみ、ぜったいおかしいですよ。エンジンとか発動機、この情熱は一体どこから?
by ちがやまる (2008-06-05 07:58) 

Noe

ダイオウグソクムシのリアル版でも結構かわいいと思ってしまった私は異常でしょうか?

以前ディスカバリーチャンネルで、人間に害がある生き物と害がない生き物の写真を2枚同時に見せて、どちらに嫌悪感を感じるかみたいな実験をしていたのがありました(かなり前に見たのでほとんどうろ覚え)。
その番組の結論では、人間は本能的に害のあるものを嫌悪するとなっていましたが、ちゃんとした実験だったのかは覚えていません。
by Noe (2008-06-05 08:55) 

黒猫亭

なんというか、結局話題が一回りして「グロい生き物の等身大ぬいぐるみ」の話に戻ってくる辺りが摩訶不思議な部分ですね(笑)。
by 黒猫亭 (2008-06-05 09:11) 

たかぎF

一回りして,さらに非生物のぬいぐるみに行ってみたり:-)
ヘンないきものとかエンジンとかの作り込みに比べて,イヌ・ネコのテキトーっぷりがすごいんです.



by たかぎF (2008-06-05 10:19) 

亀@渋研X

なんというか、とりあえず「変な趣味」でつながってるのかな。

えええ「エンジンぬいぐるみのパイオニア」とか言われても……。ほかにも作ってる人がいるんだろうか。いや、それ以前に、商売になってるんでしょうか。

ダイオウグソクムシのぬいぐるみを作ってる「ぬいぐるみ部」さんも、「ぬいぐるみにならなそうな物たちをぬいぐるむ」というチャレンジングな特集企画をやってますね。
http://portal.nifty.com/special04/12/25/index.htm

最終形は、もうなにを作ろうとしたのかも、よくわからない。「まったくわからない」ではないあたりに可能性を見ればいいのかな。
http://portal.nifty.com/special04/12/25/img/RIMG3106.jpg

ひょっとして、ぬいフェチの人たちは、こういう「あらぬものをぬいぐるむ」とかいうことに情熱を燃やすのが「究極」とか「至高」なんでしょうか。
「ぬいさん」といえば新井素子かと思いますが、あの人もなんかよくわからんぬいぐるみを愛していたような(記憶違いかも知れませんけど)。

>本能的に害のあるものを嫌悪する

む。警戒色みたいなもんが造形的にもあるのかしら。でも、あの、「細かいものがたくさん並んでいる」のって、やじゃないですか? つぶつぶというよりは、ぶつぶつ。う、書いただけで、ぞわわ。
あれも危険なものがあるのかな。あ、病気? うつる? むー。

by 亀@渋研X (2008-06-05 10:24) 

亀@渋研X

はっ、そういえば、和田慎二は、なんとなく「ぬいさん」的?
by 亀@渋研X (2008-06-05 10:26) 

黒猫亭

>たかぎFさん、亀@渋研Xさん

ちょうどお二方がいらっしゃるので、本題を逸脱したご報告を一つ。事後報告になりますが、黒猫亭日乗のほうに「ニセ科学批判まとめ %作成中」と「『水からの伝言』の基礎知識」へのリンクを追加させて戴きました。
by 黒猫亭 (2008-06-05 16:46) 

たかぎF

> 黒猫亭さん
了解です.ありがとうございます m(__)m
by たかぎF (2008-06-05 21:33) 

pooh

ぬいぐるみと云えば、ぼくは昔、吉祥寺のLLビーンで「はまぐりのぬいぐるみ」を見たことがあります。
いや、ちゃんと口を開けて中身を見せるんですが…どんなニーズがあったのやら。
by pooh (2008-06-05 22:53) 

黒猫亭

気持ち悪い生き物ツリーの皆さんこんばんわ。

今さっき、物凄い恐怖体験をしましたので、こんな夜中ですがご報告をさせていただきます。

つい一時間くらい前、居間の隅っこで猫が何かと戯れているので何心なくそちらを見ると、なんと体長一〇センチくらいのでかいムカデが猛スピードで動きまわっているので、さすがにびつくりしてしまいました。オレも田舎の出身ですから虫が怖いということなどありませんが、ヤスデの類は見たコトがあっても、こんなでかいムカデはガキの頃でも滅多に見たことがありません。

急いで猫を追っぱらって、さてどうしたものかと考えたのですが、ゴキブリ程度ならティッシュでつまんで潰してしまうのですが、ムカデというのはかなり狂暴で毒を持っていて咬まれたらえらく痛いと聞いたので、キャッチアンドリリースは諦めてやむなくスリッパで何度も叩いて息の根を止めました。

念の為にペーパータオルでくるんで、使い棄ててあったジップロックに入れてごみ箱に棄てたのですが、気になったので暫く後に確認してみたら、息を吹き返してジップロックの中でじたばた動いているでわありませんか。しょうがないので、少しジッパーを開け、水道水をジャバジャバ入れて空気を切ってからジッパーを閉め、暫く流しに置いておいて死亡を確認しました。

気持ち悪いだけの昆虫ならさほど怖くないのですが、ムカデはヒトが死ぬほどの毒を持っているわけではないとはいえ、猫くらいの生き物が咬まれると結構危険なので、かなり焦りましたねぇ。ヒトを怖れずに向かってくるという話は聞いていたんですが、最初ペーパータオルで掴んで棄てようとしたらかなり暴れて隙あらば噛みつこうと狙ってくるので、やむなく諦めた次第です。

たまたま起きていたから対処出来ましたけど、もしも熟睡していて蒲団に入り込まれていたらと思うと、ちょっとゾッとしましたね。人間は大丈夫でも、猫が興味を示して戯れていたら、今頃咬まれていたかもしれません。

つくづく怖ろしい辺境の地に住んでいるのだということを今更実感した次第です(笑)。
by 黒猫亭 (2008-06-06 03:54) 

Noe

黒猫亭さん

そういう時は、頭をしっかりつぶすか切り取っちゃいましょう。仮に生きていても噛むことは出来ません。

放っといても猫ちゃんが食い殺してしまった可能性も高いと思いますが。
猫の反応速度って速いですよね(特に獲物を狩るとき)。

そういえば、以前近所の野良猫がゴキブリを弄んでいる姿をよく見かけのですが、ある日家の下にその野良猫が寝ており、いつまで経っても起きてこないので見に行ったところ、なんと死んでいました。外傷は無く病死のようでした。ゴキブリの祟りか、ゴキブリから病気をもらったのか・・・
by Noe (2008-06-06 08:30) 

黒猫亭

>Noeさん

>>そういう時は、頭をしっかりつぶすか切り取っちゃいましょう。

殺虫剤会社のムカデに関するコラムなんかを読んだんですが、たしかにとにかく頭を潰して殺してしまうというのが最適の対処みたいですね。手で掴もうとすると咬まれてしまって危ないので、スリッパや雑誌で叩き潰すべし、ということみたいですね。

ムカデの毒は一度咬まれたくらいなら人間が死ぬほどではないとはいえ、やっぱり二回以上咬まれるとハチ毒同様にアナフィラキシーショックの可能性もあるそうなので、油断は出来ないですね。ウィキによると、一応国内ではムカデ毒による直接死の報告はないようです。

調べてみるとムカデはかなり嗅覚が鋭いらしく、いろいろな忌避剤が売っていましたが、要するに強い臭いで嗅覚が麻痺して方向感覚を失うらしいので、猫の躾け用の忌避剤を窓枠に散布しておきました。効くかどうかはわからないですが(笑)、ムカデ忌避剤の作用機序がそのようなものなら、これで同様の効果があるはずですよね(笑)。

>>放っといても猫ちゃんが食い殺してしまった可能性も高いと思いますが。

どうなんでしょうねぇ、ウチの猫は二匹とも生粋の完全室内飼いで、親から狩りを覚えることもなく育っていますから、本能行動だけでは敏捷な肉食昆虫に対抗出来るかどうか不安です。

ゴキブリくらいなら刺したり咬んだりしないから大丈夫でしょうけど、前の住居ではゴキブリは出なかった代わりによく小さな蜘蛛が出たので、それが恰好の遊び相手でしたね。一応お断りしておきますと、別段セアカゴケグモとかではないので安全です(笑)。しかも、クモ程度でもちゃんと仕留めたのを見たことがありません(笑)。

>>ゴキブリの祟りか、ゴキブリから病気をもらったのか・・・

どうでしょう。野良猫というのは平均寿命が五年くらいしかなくて、たいがい交通事故か病気で死ぬそうです。野良猫が密集しているような地域だと、まず殆どの猫が致死的な伝染病のリスクに晒されていますので、多分その猫ちゃんも、普通に他の猫から貰った伝染病で死んだのだと思います。

いたましい話ですが、殆どの野良猫は、子猫の時点で傷病死乃至餓死するか、道路で轢死体になるか、物陰で病死しているのが現状です。このような現状においては、昔みたいに長閑に外飼いは出来ないですね。
by 黒猫亭 (2008-06-06 21:07) 

alice

ちょっとみなさま、
このたかぎFさんの見つけられたぬいぐるみ集はかなり素敵ではないですか?はっきりいって、お盆になすときゅうりを割り箸にさして玄関先に飾っているご家庭は、みんなここに発注すべきですよ!これを毎年使えばどれだけCO2削減になることか。
そしてホンダ発電機を使っている方は、みんな…(以下略)

自分的には、大変ふつうな感じで恐縮ですが、おしどりLoveです。お願いすれば、オスメスのペアで作ってくれるのかしら。

お盆の馬と牛
http://rocket-craft.com/works_other13.html
ホンダ発電機
http://rocket-craft.com/works_other18.html
おしどり
http://rocket-craft.com/works_other16.html
by alice (2008-06-07 00:00) 

ちがやまる

↑このぬいぐるみ屋さん、エンジンで商売が成り立つものなのかということに興味をそそられます。
お酒の切れないお父様用に特大肝臓ひじ掛け、夜尿症のお子様用にふわふわ膀胱まくらなんてものの方が売れないでしょうか。
by ちがやまる (2008-06-07 02:46) 

pooh

街猫が田舎に引っ越したとたん野生が開花するってマンガもありますが。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%9C%E3%83%81%E3%83%A3%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA-%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B5%90-%E5%A4%A7%E4%BB%8B/dp/4812467217/ref=pd_bbs_sr_2?ie=UTF8&s=books&qid=1212782295&sr=8-2

そう云えば以前新千歳空港ではハスカップのぬいぐるみ、ってのが売ってました。ハスカップってのはこう云う果実なので、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Lonicera_caerulea_Fruit.JPG

説明を受けないとなんのぬいぐるみなのか絶対わかりません。

ところでロケットcraftさん、うちの単車のエンジンのぬいぐるみもつくってくれませんかね(国産車では他に歴史上類を見ない、戦前のドゥカティくらいしか似た機構のものが存在しないような特殊なエンジンなんですけど)。
by pooh (2008-06-07 05:08) 

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