陰謀 [よしなしごと]
こことかこことかこことかで少し触れた、年始の政治系ブログの「水からの伝言」騒動が、じつはどうやら埋み火のごとく静かに燃え続けていたようで。(聞こえが悪いけれど)騒動の口火を切ったたんぽぽさんがいきなり部落解放同盟のメンバーにされてしまったらしくて、その件について極左対解同?と云うエントリをあげていらっしゃる(その(2)もあり)。
まぁなんと云うか非常にとほほと云うか陰謀論と云うか、要するにそんなことになったのはたんぽぽさんが言及した先が「政治系ブログの大物」だったから、と云うだけの話で。ここまでくだらないと脱力系の面白みが生じる(推測するしかないのだけれど、これぐらいまで来ると当のたんぽぽさんも立腹されるというよりは面白がっておられるのではないだろうか)。
端的に云うと、たんぽぽさんの行った批判は、ぼくがここでやっているような批判と質的にはなにも変わりはない(ぼくの言及先がたまたまこれまで「ひとの和と情と団結をなにより優先するようなシンパのたくさんいる人気政治系ブロガー」じゃなかっただけだ。正直これはほんとにたまたま)。そうするとぼくは、いったいどんな政治的信条を持つ
なんか相当楽しい評価がもらえそうなので、だんだんレッテルを貼ってみてほしい気になってきた。
とまぁこのあたりは玄倉川さんが1月の時点であげているエントリですでに予言していた、と云うdlitさんの指摘(予言成就と云うエントリ)もあったりして、でもってこう云う辺り(感情による言説のドライヴとか、陰謀論との親和性とか)は多分日頃ぼくが論じている主題とそうとう近接してるんだろうな、と思う。なんとなく陰謀論と紋切型思考って通底するものがあるようにも思えるし。
しかし、申し訳ないけどこうやってぼくなんかに面白がられていると云うことは、多分政治系ブロガーさんたちの「鉄の団結」が生み出す言説はその外側には届かないってことだと思うので、それはそれで危機感を持つべきことなのではないかなぁ。どうでもいいけど。
以下、余談でもないですが。
ちょっと前にあげたエントリの内容について、いつも議論してもらっているひとたちに叱られて、どうすればいいのか分からなかったのでわりとしょんぼりしながらエントリを取り下げたりした。その時はけっこう割り切れない感じがして当然ながらそこそこへこんだりもしたのだけど、でも考えてみると、そうやってへんてこな「身内の情」みたいなのに棹差すことなく批判してくれるひとたちがいるのはやっぱり得がたい幸運だったりするのだなぁ、とか改めて痛感したりするのだった。
まぁなんと云うか非常にとほほと云うか陰謀論と云うか、要するにそんなことになったのはたんぽぽさんが言及した先が「政治系ブログの大物」だったから、と云うだけの話で。ここまでくだらないと脱力系の面白みが生じる(推測するしかないのだけれど、これぐらいまで来ると当のたんぽぽさんも立腹されるというよりは面白がっておられるのではないだろうか)。
端的に云うと、たんぽぽさんの行った批判は、ぼくがここでやっているような批判と質的にはなにも変わりはない(ぼくの言及先がたまたまこれまで「ひとの和と情と団結をなにより優先するようなシンパのたくさんいる人気政治系ブロガー」じゃなかっただけだ。正直これはほんとにたまたま)。そうするとぼくは、いったいどんな政治的信条を持つ
活動家と云うことになるんだろうか。
なんか相当楽しい評価がもらえそうなので、だんだんレッテルを貼ってみてほしい気になってきた。
とまぁこのあたりは玄倉川さんが1月の時点であげているエントリですでに予言していた、と云うdlitさんの指摘(予言成就と云うエントリ)もあったりして、でもってこう云う辺り(感情による言説のドライヴとか、陰謀論との親和性とか)は多分日頃ぼくが論じている主題とそうとう近接してるんだろうな、と思う。なんとなく陰謀論と紋切型思考って通底するものがあるようにも思えるし。
しかし、申し訳ないけどこうやってぼくなんかに面白がられていると云うことは、多分政治系ブロガーさんたちの「鉄の団結」が生み出す言説はその外側には届かないってことだと思うので、それはそれで危機感を持つべきことなのではないかなぁ。どうでもいいけど。
以下、余談でもないですが。
ちょっと前にあげたエントリの内容について、いつも議論してもらっているひとたちに叱られて、どうすればいいのか分からなかったのでわりとしょんぼりしながらエントリを取り下げたりした。その時はけっこう割り切れない感じがして当然ながらそこそこへこんだりもしたのだけど、でも考えてみると、そうやってへんてこな「身内の情」みたいなのに棹差すことなく批判してくれるひとたちがいるのはやっぱり得がたい幸運だったりするのだなぁ、とか改めて痛感したりするのだった。
今晩は。
>いつも議論してもらっているひとたちに叱られて、どうすればいいのか分から
>なかったのでわりとしょんぼりしながらエントリを取り下げたりした。
うう。
やっぱり、考えの方向性と言うか、それがある程度共通しているからといって、そういう人同士で遠慮し合って批判をしない、という風になると、いけないと思うのですよね。たとえば、「共闘」とか言って、「目を瞑って皆で同じ方向に進む」ような事になるのは避けたい所です。たまに書きますが、誰が言った事であっても、過去に何を言っていたとしても、批判すべき所は批判するし、賛同出来ればする。そういう心掛けが必要かな、と。
油断すると、「あの人が言っているから」同調しとこう、となっちゃいますものね。自分がそういう風になるのを想像すると、身震いします。
正直な所、いつもお世話になっている方に物申すのは、やっぱり、心がきりきりしたり(変な表現…)するのですよね。私は図太く無いので(笑) だけど、そこで遠慮してもいけないかな、と思っています。
それにしても、年始の水伝騒動? まだ燻っていたのですね…。そちら方面にはアンテナを向けていないので、あまり知りませんでした。なんか凄いなあ。
by TAKESAN (2008-04-15 23:58)
> TAKESANさん
その節は、気をもませてしまいました。
論をひとに寄り添わせてしまうことの危うさ、と云うのがあるんだなぁ、とか思いました。
Narrさんなんかの考察を読んでいて最近思うんですが、同種の危うさは多分逆に、言説の発し手のほうにもあって(語ることを自分の人格にひきつけすぎてしまうと、それに対する反論が「人格攻撃」になってしまう。罠のようです)。それでもある程度ぼくらは自分の人格を論説の根拠として差し出さざるを得ない部分があるので、難しいというか、おそらくこれもバランスの話なのかな、みたいな。
> まだ燻っていたのですね…。
傍からはなんかどんどんだめになっていくように見えて、なんともはや。
by pooh (2008-04-16 07:42)
これ、もうダメですね。オレは強いて謂えば「どっちもどっち派」ということになるのでしょうけれど、双方共にやり方が拙すぎたと思います。無条件に支持出来る論者が一人も存在しない。
元々この騒動自体、表向きの筋論とは別次元で個々人間の私的な感情が複雑に絡んでいて簡単な話ではないですが、問題に絡んでいる人々がほぼ一人残らずその種の個人性に絡め取られてしまった感があります。最早水伝の問題でも何でもないですしね。
らんきー批判サイドも、なんで一々個人攻撃を受けて立つんでしょうね。人を以て立つのではなく論を以て立つという意識があれば、自分個人に対する不当な流言や誹謗なんてのはスルー出来るはずなんで、釈明とか反論とか必要ないですよ。第三者の判断に任せればそれでいい。誰かが何かを言うとすぐ反応するから、いつまで経ってもくだらない口喧嘩が終わらない。
玄倉川さんのブクマを辿っていろいろ読んでみましたが、まあ、つまらない展開に堕していますね。この話題をいつまでも続ける意味があるんですかね。一方が無視すればそれで話が終わるようにしか思えませんが。
by 黒猫亭 (2008-04-16 08:39)
poohさん。
TAKESANさん。
黒猫亭さん。
こんにちは。
この問題についてはご存知のように、私は忸怩たるものがあるんですよね、、、
あのとき、「水伝」については、
本当に検体の鮮度や検証について適当か否かについて語りたかったのですが、
(もう一つは、当時取りざたされている背景云々も知りたいという下衆な思いもあったのですが、これも当事者の方から直接お聞きして納得)
自分の稚拙さゆえに、かき混ぜるだけの役割になって、本当に慚愧にたえません。
中途半端な関わりをしたので、
当事者の方々には悪かったなと反省。
私個人は擬似科学とは別に「伝えるスキル」ということについて学ぶ事の多い出来事でした。
本当に、難しいね、、、
でも、だからこそ鍛えられるんですよね!
そうそう、
poohさんの先日のエントリー、対話の意義、すごく考えさせられました。
今度、記事にしてよろしいですか???
それから、黒猫さん>
妹さんとのお話、よかったです(ここで書いてごめん。
黒猫さんちに書けば良いのにねぇ)。
では、、、また。
by せとともこ (2008-04-16 12:53)
これ、最初に批判したのが全く政治系ではないブログだったらどうなってたんだろうなあ、というのは何回か考えましたが、手ごろなレッテルが無い場合には「科学教信者」とか「科学原理主義者」という定番のものに落ち着くのかな、という気もします。
僕自身は悪趣味なことに今はもうほとんど野次馬根性で経緯を伺っているのですが、これ関係の騒動を見ていると、kikulogとかこことかTAKESANさんのところを見て、「群れてる」とか、批判を「糾弾」と言い出す人も中にはいる、というのもわからなくはないな、と変に納得してしまいました。
by dlit (2008-04-16 17:07)
>せとともこさん
この騒動は、上のほうでpoohさんが
>>論をひとに寄り添わせてしまうことの危うさ、と云うのがあるんだなぁ、とか思いました。
というふうに仰っているように、とっくの昔に公論の問題なんかではなくなっているんですね。前にも申しあげた通り、オレはたんぽぽさんがらんきーさんの過去のエントリにおける水伝肯定を批判されたこと自体は正しいと考えています。
しかし、正月の騒動において、それは単にきっかけに過ぎなくて、かなり早い時点で論点は「たんぽぽさんたちの水伝批判は正しいのか」ではなく、「水伝批判をしたたんぽぽさんたちは正しいのか」の問題になっちゃってるんですね。で、どちらの側の論者もそこにスイッチして論じ合っているので、第三者視点ではどうでもいい諍いにしか見えないわけです。
論ではなく人が論点になっている、だから公論ではなく私的な闘争になっているわけです。今回の解同扱いもその文脈の話で、たんぽぽさんの批判内容が正しいのかどうかなんて小指の爪の先ほども問題になっていないわけで、そういう批判をしたたんぽぽさんは解同だから正しくない、信頼性に欠ける、という幼稚な論理になっているわけです。
オレの考えでは、政治批判もニセ科学批判も言説の性質としては公論であるべきなのだから、私的な闘争となった時点で一通りの対抗言説を提示してさっさと切り上げて後は無視しておけばよかったのに、というふうに思うわけで、今回だってこんな愚にも附かない無根拠な牽強付会に一々反応して「解同じゃない」なんてわざわざ説明するまでもなかったと思います。
論者が解同であるかないかで言説の是非を判断するような相手には何を言っても通じませんから、そもそも反応すること自体が無意味だし、言及することそれ自体によってそのような論点の議論の続行を認めるアクションと解される恐れがある。この言い懸かりに対して「解同ではない」とリアクションすることによって、解同であるかないかで言説の妥当性を判断する基準の在り方を認めたことになるわけです。さらにその反応に対して敵対する論者が反応し、さらにそれに反応し、という具合に、第三者視点では特定個人に関する私的な問題でしかない問答が延々続いていくわけです。
オレがたんぽぽさんだったら、こういうくだらない言い懸かりは意志的に黙殺するし、いっさい言及しませんね。たとえば正月の問題に際してオレが何か言ったとして、その論それ自体を巡る議論には応じますが、その論を発したオレが正しいかどうかなんて問題は公論の観点において窮めてどうでも好い事柄ですし、第三者が言説の内容を考慮して公平に判断すれば済む問題です。少なくともオレは、たとえばオレが解同であるか日共であるかでオレの言説の妥当性を判断するような基準の在り方を全面的に否定するのだし、それに対して在るべき唯一の対応とは完全黙殺することです。
ブログというツールの到達距離で考えるなら、無根拠な言い懸かりに付和雷同したりそれで言説の意義を判断するような低リテラシーの読者に対する見え方を意識してもあんまり意味がないと思うんですね。その種の大衆操作的な観点のメディアとしてはマスコミには適わないわけですし、寧ろブログの言説というのは、出来るだけ遠く、出来るだけ広く、それでも一定のリテラシーの受け手に届くことを期待するくらいが丁度良いと思います。だとすれば変な小細工を弄さずに、飽くまで直球勝負の筋論を堅持するしかない。
言い懸かりを黙殺することで、一定範囲の信用性に対するデメリットは蒙るかもしれませんが、それでも受け手の良識を期待し信頼して意志的に振る舞うというのが、ネット言説では丁度良いのではないかと思います。
poohさんが、
>>それでもある程度ぼくらは自分の人格を論説の根拠として差し出さざるを得ない部分がある
と仰っているように、個人の論には不可避的に人格的な文脈が絡んできますが、何が目的として目指されているのかと言えば、論それ自体の妥当性なんですね。だからそこで論自体ではなく論者を指向する議論に堕してしまったら、それはもう公論では在り得ないわけです。自分であろうが他者であろうが、人の正しさに寄り添う議論にはオレは一切関心がない。だからこの騒動には最早何ら関心はないです。
>>ここで書いてごめん。
黒猫さんちに書けば良いのにねぇ
いや、せとさんがウチに書きにくい理由については何となく察しが附きますので、お気遣いなく。変なTBを放置してたりしますし(笑)。実は正月以降もたまに頓珍漢なTBが来るんですが、全部削除しております。
by 黒猫亭 (2008-04-16 21:33)
> 黒猫亭さん
ぼくはどっちもどっちとは思わないんですけど、実際のところたんぽぽさんには正月の時点で戦術ミスがあったとは思っています。どちらが正しいか、と云うのを「どちらに対する支持が多いか」で競ってはいけなかった。poohが支持した、だれそれが支持した、と云うのは傍証としても筋が悪いんです。この点については、正月の時点でたんぽぽさんにはお伝えしました。
そう云う訳でまぁ、学ぶべきところがないこともないと思います。
by pooh (2008-04-16 22:29)
> せとともこさん
ぼくはこの騒動については、「もう争わないで、傷つけ合うのはやめて」とか云って悲しんだり嘆いたりしていた周囲の論者がもっとも悪い、と思っています。陰謀論をぶつ莫迦は、あぁ莫迦がいるなぁ、とか思ってればすむんですが、それを傷つくだの傷つけるだのの次元に引きずり下ろしてしまうと、もう議論でもなんでもない。傍目にはべたべたからみついた感情が気持ち悪いだけです。
思うんですけど、「傷ついたら負け」なんですよ。少なくとも論者としては負けです。傷ついたことを表明する(と云うことは、それに対する周囲の配慮を要求する)時点で、そのひとの張っていた論陣はその程度のものでしかなかった、と云うことを公然と認めることに、逆になってしまう。
ときおり身の程知らずにもアートに仮託して語ったりしていますが、表現は傷つけるものです。そしてそれ以前にまず、傷つくものでもあります。それでも行うのが表現であり、言説である以上、「傷ついた」と云うことの表明は無自覚さの表明でしかない。ましてや他者が「傷ついた」と表明した論者に味方するつもりで「傷つけた」人間を非難するような行動を取れば、それは擁護しているはずの論者の値札をわざわざ下げてあげているのと同じことになり得ます。
…とまぁ威勢のいいことは云えますが、ぼくも最近愚痴っぽいので、自戒を込めて、ではあります。
だれもが傷つく柔らかい心を持っている、と云うことを踏まえて、それでもあえて、と云う心づもりで、言説には臨むべきなんだろうなぁ、とか思ったりします。
by pooh (2008-04-16 22:44)
> dlitさん
いや、この騒動って、延焼の可能性がある訳じゃないですか。で、守備位置的にいちばん言及しておくのがたやすいのはたぶんぼくで、と云うのがあったりして。
バイアスが言説を歪めるサンプルでは、まぁありますよね。要するに、どうとでも見える(見ることができる)と云うことではあります。
by pooh (2008-04-16 22:50)
>poohさん
>>いや、この騒動って、延焼の可能性がある訳じゃないですか。
実際一度延焼していますしねぇ。政治ブログの問題が一度ニセ科学を経由してからニセ科学批判に到達してきますから、元の文脈が喪われて話が通じなくてさらなる延焼を招いたりしますし。
by 黒猫亭 (2008-04-16 23:35)
ちょっと身も蓋もない結論に到達しそうな気がしたのでこんなものを書いてみました。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=8823
まだ論が弱いのでそーっと話題にしてみたというか。
by apj (2008-04-17 01:09)
あ、追加です。
> せとともこさん
> 今度、記事にしてよろしいですか???
もちろん、言及や引用についての常識的なルールさえ守っていただければ、歓迎します。
ただあのエントリは、本文はほとんどシロクマさんのエントリの紹介だけですけどね(コメント欄で議論が行われることによってエントリに意味が出てくる、と云う、ある意味ここの典型的ないちパターンを辿っていますが)。
by pooh (2008-04-17 07:44)
> 黒猫亭さん
なので、ここみたいな議論全体の中では裾野に当たる(その分自由度の高い)ところで、触れておく意義がたぶんあるんですよ。触れることでそれは「まったくあさってからの文脈にあるもの」ではなくなるし(触れておいて、あとは放っておいても構わないわけなので)。この件についてのぼくと黒猫亭さんの評価は一致していないですが、このことで「複数の見地が(網羅的ではないにせよ)出揃った」と云うことにもなります。
by pooh (2008-04-17 07:48)
> apjさん
ここのところ「ニセ科学」と云う用語を用いることそのものについての議論がいくらかありましたけど、同種の議論が「レッテル貼り」と云う用語にも成立するんですよね。こちらのほうが一般的に用いられるケースが多い(ので、この言葉を用いる論者が一定以上の注意深さを持っているとは限らない)ので、よけい危ないような気がするんですけどね。
by pooh (2008-04-17 07:52)
僕から見ると延焼するとすればどの辺りに、どういう風に、ということも少しも予測が付かなかったりします。例えば、玄倉川さんはかなり強い調子で批判されたりしていますけれど、そのエントリに関する反応は全然無かったりしますよね。
何らかの生産的なやりとりが生まれるとは現時点ではあまり思えないので、ニセ科学つながりで延焼してほしくないものです。
by dlit (2008-04-17 13:18)
poohさん。
黒猫亭さん。
こんばんは。
新学期が始まりバタバタしています。
いろいろご教示ありがとうございました。
以前、poohさんにご指摘いただいた意味(議論を矮小化させたこと)が、しっかりと分かりました。
ありがとうございます。
そうなんですよね、、、
TAKESANさんちでも以前、きくちさんと津村さんのときも、
「津村さんは周回遅れなのだから勘弁してあげて」とか余計なおせっかいを書いたことがまざまざと思い出されます。慙愧。
これって黒猫さんの言われる「人」によせてしまうんだなと、深く反省。
これまた、TAKESANちで書いたのですが、子どもたちに作文の一環としてディベートをやらせると、三回に一回は喧嘩になるんですね。
それで、つい割ってはいる癖がついて。
これは、自分の欠点だと改めて思った次第。
本当は論理で進めたかった筈なのに、ありゃありゃでした(^^;
それは、それとして、
子どもたちにいつも「討論は勝ち負けじゃないんだよ」と教えているんですが、ネット界のアレコレ(件の騒動も含めて)を見るにつけ、
討論を勝ち負け、相手を析伏させることが目的のような論争が多々ありますね。
(私自身は、先の騒動について負けたとか謝罪したとか全然思っていないのです。と、言うかそんなところに重きを置いていないので、、、
自分の稚拙な論が浮き彫りになって、もっと研鑚しようと思っただけなのですが、、、やらやれ)
と、言うことで
思うに、poohさんの先のエントリーがますます光ります。
常識的に頑張ってかきま〜〜〜す(^.^)
その折はご覧くださいね(今は私学問題を検討しているので、もう少し後になるかと思いますが)
これからも、拝見にやってきます。
宜しくお願いいたします。
ではまたね!
by せとともこ (2008-04-17 18:31)
> dlitさん
ここでは詳細は書きませんが、ちょっときな臭いひとのコミットも見受けられるんですよ。うちはスタンスがスタンスなんで、ちょっと考えておくべきことがあるかも、と云う程度のことです。
by pooh (2008-04-17 22:52)
> せとともこさん
議論は勝ち負けじゃないです。多分、ぼくは議論の中で相手方に「謝罪」されたりしたら、ひどく居心地の悪い思いをすると思います。
黒猫亭さんのおっしゃるような「全体への貢献」みたいな視点を持てなかったら、ぼくなんかただの狂犬になってしまいますよ(いやすでに充分狂犬ですが。最近は豚野郎と云う噂もあります)。
by pooh (2008-04-17 23:01)
こんにちは、玄倉川です。
>dlit さん
「例えば、玄倉川さんはかなり強い調子で批判されたりしていますけれど、そのエントリに関する反応は全然無かったりしますよね。」
これは私自身も不思議に思うところです。ちょっとだけ透明人間の悲しみがわかりました。
身内・仲間意識が強い(こだわる・とらわれた)人たちにとっては私のような「他人」から批判されても無視するのが当たり前なのかもしれません。社会的に不適切なたとえをすれば「ホームレスに絡まれた」くらいの感覚なのかも。
by 玄倉川 (2008-04-18 19:49)
黒猫亭さま、こんにちは。
たんぽぽです。
あなたは、たぶん、「水からの伝言」のにせ科学性の検証、
ご自分のおっしゃる「公論」にしか、興味がないのでしょう...
わたしは、それだけでなく、議論参加者が、それぞれの場面で、
どう考えるかとか、どういう反応をするかとか、
そういったことにも関心があります。
議論なんて、「建設的」なところは、すぐに終わって、
「非建設的」なところへシフトするのが相場だと思ってます。
わたしとしては、そういったことも、取りざたしたいですので...
そこに現われる、人間の心理や行動には、一定の汎用性はあると思っているからだけど。
それから、わたしは、「解同発言」のかたに、
反論したくて、当該エントリを書いたのではないです。
(あのようなかたに反論しても、聞く耳がないことくらいわかります。)
「水からの伝言」の妥当性を示すために、「解同発言」に反論する
必要があるとも、反論しないと「解同発言」を信用して
惑わされる人出てきて困ったことになるとも、ちっとも思ってないです。
「解同発言」の人は、「9.11自作自演説」などを、
わたしが批判するのが、気に入らなかったところへ、
たまたま「水からの伝言」を見つけたんだろうと思います。
「解同発言」の人が、「水からの伝言」の是非には興味がなく、
はじめから、アジの「ねた」にしていることくらい、あきらかです。
わたしが、エントリを書いたのは、くだんの意見が、
あまりにもとっぴだったので、おもしろいと思って、
「こんなことを言う人がいますよ」というつもりで紹介したんです。
(陰謀論者の思考回路のケーススタディとして
興味を惹いた、というのなら、多少はあるけれど。)
読者としては、このくらいの発言意図がわかるような、
一定のリテラシーを持ったかたを、わたしは意識しております。
「無根拠な言いがかり」で「判断するような
低リテラシーの読者」は、対象とはしていないです。
どんな動機であろうと、反論する以上、相手からも反応があって、
議論が再燃する可能性があることくらい、とうぜん織り込みずみです。
それが面倒でいやなら、なにも言わない思慮くらい、わたしにもあるつもりです。
それから、わたしは、「言われたら言い返さずにはおれない」から、
反論しているのでも、まったくありません。
実際、ぜんぜん相手にしていないエントリも、いっぱいあります。
>オレは一切関心がない。だからこの騒動には最早何ら関心はないです。
んん...?
そう思うのでしたら、なにも言わないで、だまっていればよいのに...
(「たんぽぽは、くだらない議論やってるね」って、長ーいコメントを書いて、
よっぽど関心がおありのようですこと...)
by たんぽぽ (2008-04-18 20:47)
poohさま、こんにちは。
たんぽぽです。
>どちらが正しいか、と云うのを
>「どちらに対する支持が多いか」で競ってはいけなかった。
わたしは、支持の数を競ったつもりは、まったくありませんよ。
(論の正しさと、支持者の数とは、かならずしも
関係ないことくらい、わかりきったことです。)
>poohが支持した、だれそれが支持した、と云うのは傍証としても筋が悪いんです。
わたしが、いろんなかたのエントリを紹介するのは、
こういう観点から、こういう関心を持たれている、
ということを、率直にしめしたいということです。
そして、他のいろいろな意見を検討することで、
自分として、そこからなにかを得たいとも、考えるからです。
(好意的に扱ってもらえれば、もちろんうれしいですから、
そういう気持ちは、表現させていただくけれど。)
論の正しさの傍証をしたくて、支持者がこんなにたくさんいるんだぞ、
などと言っているのではありませんので、おことわりしておきます。
by たんぽぽ (2008-04-18 20:49)
>たんぽぽさん
具体的なお返事を差し上げるかどうかは、poohさんのご意見を伺ってから判断したいと思いますが、一言、「やっぱりこういうリアクションになるのか」という気持ちですね。
残念です。
by 黒猫亭 (2008-04-18 22:44)
> 玄倉川さん
なんかこれってですね、議論の中心点が(ネットワーク図的に)移動している気もするんですよ。で、玄倉川さんの位置から遠ざかってるのかも。
詳細は書きませんが、こっちにはちょっと近づいて来ている感じもするんですよね。
by pooh (2008-04-18 23:10)
> たんぽぽさん
承知しました。
余計なことを申し上げました。
by pooh (2008-04-18 23:12)
> 黒猫亭さん
いや、それぞれの方にそれぞれの動機があり、目的があり、それぞれのやり方があるんですよ。
そう云うことだと思います。
by pooh (2008-04-18 23:13)
>poohさん
そうですか、では具体的なお返事は控えさせて戴くことに致します。まあ、たんぽぽさんからコメントがあった時点で、もうこのお話は済んでいると思いますので、これにて黙らせて戴くことに致しましょう。
by 黒猫亭 (2008-04-18 23:35)
>poohさん
>それぞれの方にそれぞれの動機があり、目的があり、それぞれのやり方がある
全ての動機や目的ややり方は個々同士では等価なんだと思うようにしてるのですが、そこに好悪という感情が働いて自分の中のバイアスをコントロール出来ないのがもどかしいです。
by SIVA (2008-04-19 01:47)
> SIVAさん
それも、ひとです。
コントロールするために必要なのが、やっぱり知識だと思います。
by pooh (2008-04-19 06:36)
長文で御座います。
私自身はpoohさん、そして黒猫亭さんのご意見のそのご趣旨は、少なからず飲み込めたような気が、して参りました。
またこのコメント欄に、遥遥ご足労お越しくださりました、たんぽぽ様の、そのお考えの一端も、この私には垣間見えたような、そんな気が今は、致しております。
その思う所を、ただ今より久しく僭越ながら、この私の愚言に代えてここに披露させてもらい、それぞれROMの皆様方の移ろうモニター上に、具現させたい所では御座いますが、閑散としたこの雰囲気の、アフターカーニバル状態と相成った現在に置きましては、以下の様な漠然とした夢想の宇宙塵を、あの広大で窮屈なカッシーニの間隙に今はただ、吐き出すのみ、なので御座います。
ある意味シープでチープで羊で粗雑な執事より
「各爵位の皆様方、そして気高い御婦人の皆様方、どうぞお帰りくださいませ。幾星霜に亘った令色の宴も、ここまでです。とうの昔にこのワタクシには、その偽りに気づいておりました。中身の無い、ただ消耗するだけの、その幾多のご巧言に。ここには貴方方がお求になる、その理想の幻想など、この壮大な歌劇には、始めから、ある筈も無かったので御座います」
ちなみに、この高原で食べる例の食事にはあのジンが合うのかも、なので御座います。
最後に成りますが、決して自分に酔っている訳では御座いません、なので御座いますですのよ、ご主人様、なのです。(;- -)フラフラ
by TAKA (2008-04-20 07:11)
> TAKAさん
ジンはいいです。なんと云うか、あの身も蓋もない直截さが、それを必要とするときにはなんとも云えず響きます。かのきくまこ博士もその昔はジンを好んで呑んでらしたような(最近は弱くなりあそばされているようですが)。
by pooh (2008-04-20 22:10)