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ニセ科学と人文科学系戦略 [余談]

こんなことを書いていたら、対ニセ科学戦略を考察しておられる中国文学者の方のページを見つけた
そう、事は「世界を理解するためのメソッドとツールとスタンス」全体にわたる問題なのだ。

ところで、ずっと考えていたんだけど。
「やさしい悪魔」を聴かせて造った水の結晶はやはり醜いのだろうか。
「有り難や節」だとさぞや美しい結晶が出来る事であろうなぁ。


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コメント 2

朴斎

トラックバックありがとうございます。

> そう、事は「世界を理解するためのメソッドとツールとスタンス」全体にわたる問題なのだ。

 簡にして要を得たまとめ方ですね。言葉や文献に関してこれまで積み重ねられてきた理解のしかたとは、全く異なる体系を持ち込もうとするのがトンデモさんなわけですが、彼らの言う「体系」は、誤解や矛盾だらけであまりにも脇が甘く、およそ体系とは言い難い「思いつき」でしかないため、トンデモ扱いされるわけです。
 しかしこの「体系性のなさ」を見抜くのは、専門的な勉強をしてこなかった人にはやはり難しいようで、そのことをいかに平易に説いていくかが課題といえるでしょう。
by 朴斎 (2006-11-28 23:35) 

pooh

> 朴斎さま

コメントありがとうございます。
「kikulog」の菊地教授とは古い友人で、彼の取り組みを見ながら、自分の感じている違和感がどこから生まれるのかずっと考えていました。

実際のところ、トンデモやニセ科学に社会的影響力をもたれるのは、あらゆる学術的(および芸術的・宗教的)な積み重ね・成果に対する挑戦であり愚弄であると感じています。
ぼくはアカデミズムの現場にいる人間ではないのですが、すべてのアカデミズム関係者・芸術家・宗教関係者がこのことについて関心を持っていただき、それぞれの持ち場で戦っていただければなぁ、と夢想しています(菊地教授のおっしゃるとおり、事はそれぞれの方の「商売」にも直接影響してくることだと考えていますので)。
by pooh (2006-11-29 08:28) 

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