論客の資質 [世間]
kikulogの11th of Septemberおよび陰謀のふたつの顔と云うエントリに「陰謀論者」さんたちが登場して結構な大騒ぎになっている。「なんだかなぁ」って感じがして議論に参入する気力は生じないんだけど、そのなかで登場しているヒロさん日記さんの全体主義学者へ捧げる、ミズ知らずの私からの伝言と云うエントリを読んだので、ちょっと言及しておく。
えぇと、揚げ足取りめいたエントリになるので、そう云うのがお嫌いな方は“続きを読”まないことをお薦めしておきます。
社会に貢献する、と云うこと [近所・仙台]
なんか間違いなくカテゴリエラーなんだけれど、適切なものを設定していないので。
福耳さんの社会的企業家を定義すると云うエントリと、続く社会企業家と非社会企業家と云うエントリを読んで、なんかあれこれ考えた。考えたんだけどなにか自分なりの結論とか議論の発展に寄与する思索とかができたわけではないので、これから書くのは単なる雑感(なのでトラックバックは送りません)。
モーツァルトと高周波(2) [よしなしごと]
なんだかどうしても気になるので、こちらの続きと云うわけではないのだけれどまた触れてみる。
「モーツァルトの音楽には高周波が含まれていて、それが効果を生み出すのだ」と云う話について。クラシックには疎いのだけれど、音楽ヲタとしてはなんか見過ごせないのだ。
医療の責任 [世間]
実はここからkikulogに言及するのは珍しいのだけれど、昨日に続いて漢方薬にトラックバック。阪大はじめいくつかの大学が協力して漢方薬の作用機序の研究に乗り出す、と云うニュースについてのエントリだ。
こちら極東 [音楽あれこれ]
一週間しか上映していないので、むりやりレイトショーでJOE STRUMMER:THE FUTURE IS UNWRITTENと云う映画を見に行った。日本題はLONDON CALLING。5年前(もう5年前になるのか!)に死んだジョー・ストラマーの伝記映画だ。
物語の伝えるもの (「精霊の守り人」上橋 菜穂子) [ひと/本]
この小説と指輪物語との間にある共通点を、ぼくはひとつ見つけた。それは、作品世界がきっちりと「その世界の歴史」を背景にしていることだ。
そう、物語の登場人物たちがみな「彼らの物語」を文化として保有していること。
現実までの距離 (「反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5」石田 衣良) [ひと/本]
もちろん実際には、ここにはストリートの現実なんかない。
でも、そのことは、物語として必要な距離をとるためには欠かせないことだ。
反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))
- 作者: 石田 衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/03/10
- メディア: 単行本
ニセ科学批判は流行なんかしていない [余談]
例えばここで「世間」と云うカテゴリに分類されているエントリは、現時点で124。これはおおむね「ニセ科学」に関連することを書いたものだ。このカテゴリのエントリを最初に書いたのは去年の10月なので、ほぼ1年ほど、折りに触れてエントリを追加してきたことになる。
力不足(2) [世間]
katsuya_440さんの「ニセ科学批判」についてと云うエントリを読んだ。この方、以前こちらにも何度かお越しになったことのあるkatsuyaさんと同じ方なのではないかと思うのだけど、どうだろ。
力不足(1) [世間]
実はあらきけいすけさんの「ニセ科学批判」批判のための覚書と云うエントリを読んでからしばらく経っているのだけど、言及する勇気がなかった。でも、重要な示唆があると思うので、触れてみる。
お祭り終了 [近所・仙台]
いや、JSFはまだもちろん終わりじゃなくてこれからナイトステージだのフィナーレだのがあるんだけど、でも個人的には終了。昨日からちょっといろいろハードだったもので、今日はもう晩飯喰って早寝。
定禅寺、また来年。
Gifted [世間]
こちらやこちらで言及した、津村ゆかりさんのところでの議論に関連して、TsumuRiさんの知識の絶対量と態度の問題と云うエントリを読んだ。
各論的にはお書きのことにまるきり同意と云うわけではないのだけれど、例えばぼくと比べれば明解な立ち位置の違いが分かるのでまぁそこはそことして、津村さんのところでの議論の本質の部分に関わる重要な示唆があったと感じた。
俗流スピリチュアル [世間]
kikulogのゴールデンタイムにオーラやら前世やら、本気ですか?と云うエントリのコメント欄経由で、anbaiさんの時世はスピリチュアル全体主義と化し?と云うエントリを読んだ。
胡散臭い科学者 [余談]
アナウンスがなかったので見ていないのだけれど、NHKの「もっともっと関西」と云う番組で9/5に「えせ科学に注意」と云う特集があって、大阪大学の菊池誠教授が登場していた模様(アナウンスがあっても、ここは東北なので見られなかったわけだけど)。で、このことをjagyさんがTime Wasと云うエントリにお書きになっているのを読んで知った。
増田さんに [余談]
ちょいとまとめられてしまいました。ニセ科学批判批判と云うエントリ。まぁもちろん、ぼくのところよりInterdisciplinaryの方が丁寧なので、そちらからの部分も多いですけど。わずかながらこちら経由のアクセスもあったりして、やっぱりこの辺はてなのプレゼンスを感じる。
批判する、ということ [世間]
こちらで論宅さんのエントリに触れたり、こちらで津村ゆかりさんのエントリに言及したりして、ぼくのところやそれぞれの方のコメント欄なんかで結構な議論になったりした。もちろんその後の展開もフォローしてはいたのだけれど、結局論宅さんは社会学関連のジャーゴンをタイプするのがお好きなだけのようだし、津村さんはなによりもご自分のスタンスと云うのを大事にされているようなので、結果的に直接の議論としては特段の成果は見られなかった(もちろん公開の場での議論だったので、議論の展開をご覧になった方になんらかのことが伝わったかもしれないことは期待してもいいのかもしれないけれど)。まぁでも、ネットは公開の場所である以上、真摯な批判に対してどのように振る舞ったか、については多くのひとの目に触れているのだ、と云うことはもう一度思い出していただければ、と思う。正直、おふたりの振る舞いには、継続して言及する意思を喪失させるのに充分だった(言及して欲しくもないだろうけど)。
で、津村さんのエントリに対して言及した藤澤真士さんの[リンク]「ニセ科学」関連・本当の最終記事と云うエントリを読んだ。