これもまぁ、美意識と云うのか [よしなしごと]
なんか大臣が首吊りしたりして、それに対して総理大臣が「恥ずかしい」と云うような意味のことを云ってみたりして。なんか知らんがどっかの都知事は「死んだから侍だ」みたいに発言してみたりして。
なんの冗談だ。と云う訳で妙な連想をした。
責任の負いかた(2) [世間]
責任の負いかた(1) [世間]
医学と代替医療、医学とニセ科学の間に横たわる結構複雑な関係については、これまでも少しずつながら触れてきた(osakaecoさんに触発されたこのエントリとか、続いてNATROMさんに言及したこのエントリとか)。当面の結論、と云うかぼくの現時点での認識は、「医学に求められるものは純粋に自然科学的な要素のみではない」「しかし、医療は自然科学に基づいて合理的に行われるべきである。そのことが、医療の果たしうる責任の範疇を決定する」「ある代替医療が医学との同質性を以って任ずるなら、同時に同質の責任も発生する。同質の責任(およびリスク)を担い得ない代替医療は現行の医学にとって代わることはできない」といったところ。
とまぁ、こう云った認識を背景にして、ふたつほど代替医療関係に従事されている方のエントリを読んだ。まずはちゃーりーさん(でいいのかな? プロフィールをあげてらっしゃらない)と云う「気功プロデューサー」の方の気功と科学と疑似科学と云うエントリ。
「誰か」から「誰か」へ [世間]
今井千晶さんの科学の目と云うエントリを読んだ。この方は歌い手で、ちょっと怪しげなヒーリング関係のお仕事もされているようだ。この方の扱われている「生体エネルギーを測定調整するコンピューターシステム」ってのはまぁちょっとしたニセ科学になるんだろうし、ホメオパシーにも関係しているようではある。ただ、その運用については結構注意深い、穏健な手法をとられているように見える。
激しく同感 [世間]
言語のありよう [世間]
結構しつこく云って来たのは、例えば「水からの伝言」はひとえに自然科学の問題ではなく、科学全体、もしくは学問全体の問題であると云うこと。これに関連して、TAKESANさんのところ経由でdlitさんの「水からの伝言」に言語学の立場から反論すると云うエントリを読んだ。人文科学系の批判としては、以前に取り上げた朴斎先生のエントリに続く当面のマスターピースの登場、と思ってもいいのだろう。
こわいかんがえになってしまった [近所・仙台]
先週末の仙台は青葉祭りだった。伝統的な仙台の祭りとしては七夕に次ぐ規模。宝文堂の破綻によってもはや仙台地場書店の最後の砦と云ってもいい金港堂の本店でつらつらと本を探していたら、一番町の表通りを雀踊りのお囃子が大音量で通過して行った。
It's a small world (「ゆらぎの森のシエラ」菅 浩江) [ひと/本]
音楽の定義 (「音楽を『考える』」茂木 健一郎・江村 哲二) [ひと/本]
全選手入場後 [余談]
NATROMさんの代替医療全選手入場と云うエントリはちょいと画竜点睛を欠いていると思った。入場が終わった後に、ヘリコプターにぶら下がりながら(あるいは壁をぶち破って)「地上最強の生物」が入場してくる必要があると思う。
入場してくるのは“オーガ”NATROMなのでしょーか(ご本人が嫌だとおっしゃるのならmedtoolzさん登場希望。って、怒られそうだ)。
パスタファリアンの精神的支柱 [余談]
総本山を久しぶりに見に行ったら貼り付けてあった。
Momofuku Ando: A Pastafarian's Tribute
安藤百福さんの功績については国内よりも海外のほうがまじめに取り上げてる、と云う話もあったけど、我らパスタファリアンについてもそうであったか。RAmen.
立脚点のありか (「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」松永 和紀) [ひと/本]
商品を「見いだす」 [よしなしごと]
昨日のエントリで書評を書いた森 行生さんのヒット商品を最初に買う人たちを読んで、それからfuku33さんの商品企画とはと云うエントリを読んで、漠然と考えたこと。例によって思いつきの、ちょっと安直な結びつけではあるけれど。
「誰が」「なぜ」買うのか (「ヒット商品を最初に買う人たち」森 行生) [ひと/本]
「本が好き!」プロジェクトでいただいた本。
実はそう思って頼んだ訳ではないのだが、イノベーター理論についての著作だった。
- 森 行生
- ソフトバンク クリエイティブ
- 735円
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