なんだかなぁ [余談]
酷く知能の低いトラックバックを貰った。いつもならきっちり引用して事細かに揚げ足を取るところだが、ここまで来るとそう云う気力も失せる(こんな輩とは議論もまっぴらだ)。
自分の使ってる言葉の意味はちゃんと考えた方がいい。あと自分の都合のいいように言葉の定義を歪めて使うととても頭が悪く見えることは知っておいた方がいい。とりあえず自戒のための他山の石とさせて頂く。
モーツァルトと高周波 [よしなしごと]
本日付の「理系白書’07:第1部 科学と非科学/1 万能うたう『波動』」にて幾つか波動商売のサンプルが挙げられている。天羽助教授のインタビューもあって結構お買い得な内容なのだけど、一番面白かったのはまた登場した「モーツァルト効果」。
表現の可能性(1) [ガムラン]
眞鍋さんCool! [世間]
いや、なんと云うか、すごい。このタイミングで、「納豆食べる月間」
推奨と来たもんだ。自分自身の立ち位置を把握し、自分の云うべき言葉と発するタイミングを見切る、この怜悧さ。
女性のこういうクレバーさは、たまらなくセクシーだ。恋してしまいそうだ(うげげ)。
善意を理解するために [よしなしごと]
日経Business Onlineの宋文洲さんのコラムは結構愛読しているのだけれど、今回の「捨て子の少女の死と、脱・格差社会のもと」と云うコラムには少し複雑な気分になった(ちなみに日経BPのコラムなので、すぐに会員専用になって、会員以外には読めなくなるかも知れない)。
騙す、騙される [世間]
いろいろ云っているが正直素朴に育ったこともあって騙されやすい方だ(と云うか、実際のところ騙されやすい方なのでいろいろ云っていると云う部分もある)。なので、実は今回の納豆騒動に絡んでのsuVeneさんのあるある捏造で騙された人を嘲笑する人を見てと云うエントリの趣旨には非常に納得するのだ。
文系のパブリックイメージ [余談]
何度も書いているが、ぼくが文系を志す最初の原因となったのは、数学が出来ない、と云うことを自覚したことだ。数学が出来ない、と云うことは、合理的・論理的思考能力で劣っている、と云うことだ。
そのことに自覚はある。でもうさだblogさんの文系エセ科学の構造と云うエントリを読んで、少し凹んだ。
未読ですが [ひと/本]
呪術と科学の接点(ある思考実験) (「キリンヤガ」 レズニック) [ひと/本]
科学万能と恋愛 [よしなしごと]
ともかく性の乱れの原因は「すべてのものが科学で証明されてしまうものへの危機感」なんだそうである。はぁ、そうですか。どれくらい科学を勉強されたんでしょうね。
「僕たちはあまりにも多くのことを知りすぎた」ですか。おいらなんかこの歳になっても知らないことが多くて、もっともっと知りたいけどなぁ(特に性に関することは知らないことが多すぎて、もっともっと追求していきたい。てかぶっちゃけフィールドワークを重ねたい)。
と云うかこれ、どう云うサイトなんだろう。
古い街 [近所・仙台]
今日の夕食は天然鰤の照り焼き。なんて贅沢。
近所の老舗の大きな魚屋に鰤を買いにいったつれあいは、店のじいさまに鱈のあら汁を振る舞われたそうだ。鱈が新鮮でおいしかったとのこと(当たり前だ。魚屋がさばいたばかりのあらなんだから)。
こう云う楽しさは、ブームタウンに暮らしてもなかなか感じられないだろう、古い街の醍醐味である。って云うかおいらも喰いたかった。とか思うととたんに悔しくなる。
目的論的自然観 [世間]
渋研Xの「実のところ「ニセ科学問題」とはなにが問題なのか」と云うエントリを読んでいて、あれこれ考えながら、そのままTAKESANの「論理・科学・感覚」と云うエントリに辿り着いた。そこで使われていたのが、表題の言葉。正確に意味するところは知らないのだけれど。
呪術とニセ科学 [世間]
琴子さん(tot-mainさんと表記すべき?)の「水からの伝言:リターンズ 〜似非科学は何故消えないのか:文化人類学編〜」を読んだら、ぼくの中でずっともやもやしていたことがすっきりと書かれていた。
紋切型(2)—続き [世間]
前のエントリに続いて、ululunさんの「超常的なモノを容認することは詐欺を容認することではない」と云うエントリに触れる。なんとなくたてつづけで申し訳ない気もするが、この方の論法を追うことで、なんとなくこれまではっきり見えなかった「ニセ科学がなんとなく容認されていること」の理由が見えてくる気がしているのだ。
紋切型 [余談]
good2ndさんのエントリについて書いたら、marco11さんからぼくの書いた内容を読んでいないらしいトラックバックが届いた。こういうのってどう考えればいいんだろう、とか思う(なんとなくすごく失礼なことをされたような気がする)。ついでなので言及してみようか。
ひとの心 [世間]
「論座」2007年02月号で、「ニセ科学を考える」特集が掲載されている。執筆陣は菊池誠、田崎晴明、左巻健男、山形浩生。山形さんを除くとkikulog周辺ではお馴染みの、以前から問題意識を持って活動されている方々だ。記事の内容も彼らのこれまでの主張の延長上にあるけれど、小中学生をターゲットに書かれた「水からの伝言を信じないで下さい」や、限られた時間の中でテレビと云う媒体のリーチを最大限に生かすように構成された「まん延するニセ科学」と違って、菊池教授も田崎教授も一定以上の紙数を与えられ、彼らが論点とするところをより網羅・一覧できるかたちで述べている。この問題に興味をお持ちの方にはご一読をお勧めしたい。
科学と宗教(試論) [よしなしごと]
ニセ科学に関連して、宗教に言及すべきだとは以前から考えている。でも、ぼくの思考能力の限界の低さもあってさっぱり簡潔にまとめることができない。テーマがでかすぎるのだ。でも、good2ndさんの「穏健な宗教」と云うエントリを読んで少し感じたことがあったので書いてみる。自分の中でしばらく出そうにない結論に向かっての、途中のステップとして。