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フィギュアスケート2011年フランス杯 [みたもの、読んだもの]

駆け足でしか見られなかったのであまり書けないんだけど、とりあえず。

うつけの繊細さ、と云うのは、これはもうどうにかなるものではないのかもなぁ。大輔だってかつては蚤の心臓とか云われたものだけど、もう一線級になるとそこの部分がものを云ってくる、って話なのかも。最大の武器であるひざに故障を抱えて、と云うことだから、むしろ健闘を讃えられてしかるべき、なんだと思う。

ひどくゴージャスなメンバーが参加した女子シングルで、佳菜子もまた、讃えられるべき成績だったんじゃないだろうか。ポスト真央を煽られがちな状況では4位は低い順位に見えてしまうこともあるけれど、コンペティターの顔ぶれを見れば、けしてそんなことはないのであって。
さて、次は全日本。

で、リーザ・トゥクタミシェワ。
もうジャンプが軽いかるい。凄まじい。でもそれだけじゃないところがもっとすごい。無邪気なだけじゃない、ジャッジと観客に見せることが完全に意識されたスケート。
……と云うかですね。このひと、ぼくが好ましく感じるスラヴ人女性の一典型、みたいなルックスをしてるんですね。なんかいけないことを告白しているような気持ちになって、賞賛するのになんだかへんな躊躇を感じる、と云う部分があったり。
そのうちちゃんと書こう。
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コメント 6

古原

再び失礼します。スケートカナダのエントリ拝見しました。
poohさんがリーザをご存知ないとはちょっと意外です。私情ですが、女子では一番好きな選手なのです。
羽生選手含め、今年は本気で応援するシニアの選手が二人になりました。

スピンやスケーティングはまだ伸ばせるように思うので、これからが本当に楽しみです。

ついでになりますが、個人的には08~09フリー「SAYURI」と昨シーズンフリー「アストゥリアス」がおすすめですので、お暇でしたらぜひ。

by 古原 (2011-11-22 16:20) 

pooh

> 古原さん

え、だってぼくは基本的に地上波放送でしかフィギュアスケートを見ない、わりとライトなファンですよ(つれあいがマニアなので、いろいろ教えてもらえますが)。国外のジュニア選手まで把握してませんって(^^;。

> 個人的には08~09フリー「SAYURI」と昨シーズンフリー「アストゥリアス」がおすすめです

SAYURIって、SAYURIですか(って、なにを尋ねているのやら)。それはすてきな気がする。
なんかですね。ぼくは例えば真央のネオテニー的な部分があんまり得意じゃなくて。そのあたりも含めてリーザすてきだな、とか思って見てるんですが、えぇと、なんとなく自分のいけない性向を晒しているような気分になる、と云う話でした。
by pooh (2011-11-22 20:15) 

古原

> え、だってぼくは基本的に地上波放送でしかフィギュアスケートを見ない、わりとライトなファンですよ

そうでしたか、コメントが的確なので勝手にコアなファンだとばかり……。

はい、ものすごく素敵です。 衣装がなんともオリエンタルで不思議なデザインですが、それも含めて。
よくキムヨナ選手が「大人の魅力」と賞賛されてますが、どちらかと言えば(この年で比べるのもおかしいんですが)リーザの方がそういう面があるんじゃないかな、と思いますね。

浅田選手はなんというか、うーん。この路線で行くんであれば、確かにジャンプのミスは抑えなければいけないでしょうし。
安藤選手のように路線変更がうまくいくのでしょうか……。
by 古原 (2011-11-23 12:31) 

pooh

> 古原さん

なんとかSAYURIだけYou Tubeで見つけて、見て見ました。でもエキジビションでの滑走みたいだったので、おっしゃるプログラムかどうかわかりません。画質もあんまりよくなかったし。
なので、ちょっと見てもあまり良さがわかんなかったです。ただ、このころの年齢の選手にありがちな、幼さをフックにしたような演技ではなかったし、好きか嫌いかと云うとすごく好きな感じでした。

> 確かにジャンプのミスは抑えなければいけないでしょうし。

だいぶ前にだれかとここのコメント欄でお話していたときに思ったんですけど、あの戦法で戦い抜くことができたのってみどりさんだけ、みたいにも思うんですよね。
それはそれとして、正直ぼくはあの「鐘」以降にいまみたいな路線の演技をされてもな、みたいに真央については思っています。
by pooh (2011-11-23 14:32) 

古原

ジュニア選手の映像はかなり少ないですよね。外国の選手は特に。
これから人気が出てくれば過去の映像も増えてくれるかな、と勝手に期待してます。

>ぼくはあの「鐘」以降にいまみたいな路線の演技をされてもな、みたいに真央については思っています。

すごくわかります。
これ以上やれるのか、というぐらいに詰め込まれたフリーでしたよね。
女子フィギュア的ではなかったかもしれませんが圧倒的で、というかあのシーズンのプログラムは物凄かったと思います。
あれを一度見てしまうと、今の(嫌な言い方ですが)余裕があって柔らかい感じの演技はなんとなく物足りない気がするというか。

個人的に、浅田選手はタラソワコーチに師事していた頃が一番かな、と思っていたりもします。
by 古原 (2011-11-26 13:56) 

pooh

> 古原さん

きっとロシア語がわかればもっと探しやすいんでしょうけどね。

> 今の(嫌な言い方ですが)余裕があって柔らかい感じの演技

「真央ちゃん」ファンのニーズには応えているんだと思います。

> 浅田選手はタラソワコーチに師事していた頃が一番かな

同感しますが、難しい部分もある、と思います。浅田真央、と云うのをひとりの独立した人格を持つ表現者として考えた場合には。たぶん、両者の間に思いの齟齬が生じた場合には、目も当てられなくなる。

お読みいただいているかもしれませんが、以前、こんなエントリを書きました。
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2010-03-31
優れたヴォーカリストを表現者として捉えるか、あるいは良い音を出す楽器として捉えるか、みたいな話でもあるんですけど。
by pooh (2011-11-26 14:12) 

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