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ホメオパスのやりかた [よしなしごと]

ホメオパスの片上敦子さんの、久しぶりに体験談です!と云うエントリを読んだ。このかた、以前に一連のバッシングについて(^ー^)と云うエントリでホメオパシーへの批判に対して悲しいかな世の中お金の力は強いです。とか書いていたひと。

で、その体験談ってのがエントリの最初に書いてある。7歳の女の子がホメオパシーで予防接種デトックスした、と云う内容。で、ここではその内容は引用しない。なぜかって?

読むだけでもつらいんですよ。感覚的に。

非常においららしくなくてお読みのかたには笑われてしまいそうだけど、こう云うのに対する耐性はそもそも低いらしい。この女の子にみられる症状がなんなのかぼくにはわからないけど(だからたいしたことではない可能性ももちろんあるけど。連続9日の高熱や鼻血や耳からの膿がたいしたことではないようにはぼくには思えない)、たぶん状況としては今日のNATROM先生のエントリにある広義の医療ネグレクトにはあてはまる状況だ、と思う。

で、その対応は。
かなり高い熱が9日間も続きましたが、お母さんもちりちゃんも
本当によくがんばったと思います。
ワクチンの解毒で出す熱は39度を超えることが多いです。
40度を超えることもしばしば。
やっぱり、ホメオパシー的にはいいこと、らしいのだ。多くの論者が懸念してきた「ホメオパシーが医療ネグレクトの原因になる可能性」と云うのは、こう云う部分に顕れる。高熱が9日間も続く娘を病院にも連れていかないホメオパシー利用者と、その行為を称揚するホメオパシー業者。
怖いですね~。これがワクチンの脅威です。
それくらい高い熱を出さないと解毒できないのでしょう。
ワクチンの中には、さまざまな化学物質が入っています。
こう云うところででしょうなんて云う無責任で適当な言い回しを使ってみせる、その1点だけでぼくはちょっと冷静さを失いそうになる。だいたい、高熱をワクチンのせいにする、その根拠はどこにあるんだ。
こうなると、もともと生物界に存在していたはずの病原体は、
化学物質でコーティングされた得体のしれない病原体=新生物
になってしまって、もはや人間の身体ではなかなか解毒できません。
こう云う言種を見ていると、日本のホメオパシー団体が一部千島学説に接近しつつあるらしい、と云う現状もなんとなく理解できる(どさくさ紛れにNATROM先生の病原体は自然発生する!森下敬一@千島学説の業績と云うエントリにリンク)。
免疫とは、胸腺、骨髄、脾臓、扁桃、虫垂、リンパ節、血液、腸、皮膚などの
各器官や組織が協力しあって構成された免疫系によって成立しています。
抗体価=免疫力と勘違いしている方が多いのではないでしょうか?
その免疫力とご自分が商売道具にしている砂糖玉にどう云う関係があるのか、そもそも免疫力ってことばをどう云う意味で(どの分野におけるテクニカルタームとして)使っているのか、を教えてほしい。
『ホメオパシーはワクチンを否定している』から問題だという前に
なぜワクチンを否定しているのか、真実を知っていただきたいなと
思うのです。
いちいち真実なんて云う大仰なことばを使うまえに、ご自分の所属する団体がぬけぬけと主張している、「ホメオパシーは現代医学を否定していない」なんて云うだれにでもばれる大嘘をひっこめたほうがいいのではないか、と思うのだけれど。それともホメオパシーをやっていると、顔面の皮膚が肥厚するような副作用があるんでしょうかね。
これからお子さんにワクチンを打とうかどうか、もし悩んでいる
としたら、この本をぜひ読んで考えてみてください。
それでもワクチンを打つ、というのは選択の自由ですよ、
もちろん!
やっぱり最後はこれか。さんざっぱら脅しておいて、なにが選択の自由だ。卑怯者
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うさぎ林檎

こんばんは。

私はへたれなのでリンク先の記事を読みにいけませんでした。kikulogで紹介されたエントリと同じものですね。
Takuさんの書き込みだけで涙が出そうになって足が竦んでクリックできませんでした、今もできません。

「初回のレメディーを取り終わって随分経ってから、40度を超える高熱が数日でました」
なんて……そんなの当然レメディーなんか関係なく、病気に罹ったんだんですよ、お子さんは。それなのに発熱している子供を結果的に放置している事にも気付けない状態にお母さんが陥っている事が本当に恐ろしいです。

コングレスの感想の書き込みにもお祖父さんらしい方が新型インフルエンザにかかった4歳の孫に処方されたタミフルを与えず、祖父、祖母、母で高熱に苦しむ状態を、これまた結果的に放置したという体験談がありました。
その結果"孫の性格が安定した"なんて書いてあるんですけど、私は子供は家族のことが怖くなったのではないかと思ってしまいました。

日本中でいくつこれと同様のケースがあるのかと思うと空恐ろしいです。

私は最後の発言について"人間の屑"と書こうとして、kikulogだからと踏みとどまりました。それでもまぁギリかもしれません。
by うさぎ林檎 (2010-10-12 23:15) 

pooh

> うさぎ林檎さん

> リンク先の記事を読みにいけませんでした。

いや、そんなに壮絶な描写、と云うわけでもないし、こどもにはよくあることなのかもしれないんですけどね。個人的に苦手、と云う以上のことではないです。

> 発熱している子供を結果的に放置している事にも気付けない状態にお母さんが陥っている

またそれを褒めてくれるひとがいる、みたいな構図です。

> 書こうとして

所属団体の方針、と云うのもあるのかもしれません。ただまぁいずれにせよ、プロフェッショナルを自認する人間の発するべきことばではないように感じますねぇ。
by pooh (2010-10-13 07:29) 

黒猫亭

>>『好転反応はだいたいいつくらいから出ますか?』と
>>相談会でよく質問されますが、
>>このように本当に人、それぞれなんですね~。

まさに雨乞いのロジックですねぇ。

>>化学物質でコーティングされた得体のしれない病原体=新生物

これ、その後の一連を読んでみると、医学に暗い読み手に「悪性新生物」と誤認させようと謂う意図があるように思えるんですが。何かの機会に「新生物=腫瘍」と謂う意味で用いている「悪性新生物」とか「上皮内新生物」と謂う単語を目にしても、「化学物質でコーティングされた得体のしれない病原体」をイメージする、みたいなことを狙っているんですかね。

そうだとしたら、醜悪ですね。
by 黒猫亭 (2010-10-13 07:31) 

pooh

> 黒猫亭さん

> まさに雨乞いのロジック

経験豊かな呪術師なら、雨乞いが「効く」可能性を計算したうえで実施するんじゃないかな、と云う気がします。だとすれば、これは雨乞いをなりわいとする方々に対して失礼な物言い、と云うことになるのではないかと(^^;。

> 医学に暗い読み手に「悪性新生物」と誤認させようと謂う意図があるように思えるんですが。

ここのあたり、ぼくもいろいろ考えたんですけど。
なんか素で「悪性新生物」と云うのがなんらかの生物であるとか漠然と考えてらっしゃる可能性もありそうだなぁ、とか感じて、つっこむのをやめました。
by pooh (2010-10-13 07:40) 

NATROM

体験談を見に行きました。あれはひどいですねえ。なぜホメオパシーが批判されているのかを明確に示しています。高熱を9日間ひっぱっていますので、「広義の医療ネグレクト」ではなく、「狭義の医療ネグレクト」にも該当しそうです。
by NATROM (2010-10-13 08:36) 

pooh

> NATROMさん

いらっしゃいませ(なんですねぇ)。
すいません。トラックバックとばしてませんでした。入れておきます。

> 「狭義の医療ネグレクト」にも該当しそうです。

身近にちいさなこどもがいないので実感としてどれくらいひどい状況なのかちゃんと把握できなかったんですけど、どう考えてみても尋常じゃないですよねぇ。
by pooh (2010-10-13 08:49) 

satomi

物事は、深く知れば知るほど簡単には言い切れなくなることも多く、言及するに事実に誠実でありたいという願いがつのるものだと感じています。科学の言説などは、そういう誠実さが現れるよい例ではないでしょうか。
引用元にある言説もそうですけれど、陰謀論にしても何にしても、ああいうのはどうしていつも饒舌な訳知り顔をしているんでしょうね...。
 
何日も高熱が続くだなんて、身体という”自然”が発する危険信号ではないですか。子どもの辛そうな様子だってそう。そういう信号をキャッチして対処することで人類は生き残って来たはず。
自然派と言いつつ、どんどん自然から遠のいている。物哀しいです...。

by satomi (2010-10-13 11:44) 

黒猫亭

>poohさん

>>経験豊かな呪術師なら、雨乞いが「効く」可能性を計算したうえで実施するんじゃないかな、と云う気がします。

雨乞いと謂う呪術のトリックは、「日限さえ切らなければ、必ずいつかは雨が降る」ってことですよね。待ってりゃ必ずいつかは降る雨を、あたかも自分が降らせたかのように装うと謂うことなんだと思います。

で、「好転反応がいつ出るかは人それぞれ」と言うんなら、好転反応と表現可能な何らかの症状が出るまで「まだセラピーが効いてない」と言って引っ張れるわけですから、その意味で原理は雨乞いといっしょなんですよ、下手糞か上手いかは別として。

>>なんか素で「悪性新生物」と云うのがなんらかの生物であるとか漠然と考えてらっしゃる可能性もありそうだなぁ

たしかに、「化学物質でコーティングされた得体のしれない病原体=新生物」なんて、何か多剤耐性菌とかパラサイト・イヴとかいろんなイメージがゴッチャになったホラー映画紛いの発想ですね(笑)。多分、「新生物」ってのは現代医学が生み出した奇っ怪なモンスターだと思っているんでしょう。

しかしこれ、普通のその辺のオバサンがそう勘違いしたなら笑い事で済むんですが、仮にもセラピーと銘打って医療紛いの施術をする人間が、通常医療で明確に定義されている用語の意味をそこまで蒙昧に誤認しているってのは、笑い事では済まないですね。

いや、勿論オレだって最初にこの意味で「新生物」と謂う言葉を耳にしたときは「新種の生物」のほうの意味かと一瞬思いましたが、普通なら疑問に思って調べますよね。で、調べてみるとそんなに難しい言葉ではないですし、どこにでも説明が転がっていますよ、単に「腫瘍」を意味するだけの言葉ですから。

もしもこの方が欺罔の悪意があるわけではなくて、単に「悪性新生物」と謂う言葉の意味を「悪質な新種の病原生物」と謂う何だか「ヘドラ」みたいなイメージの噴飯物の滑稽な勘違いをしているんだったら、頼まれもしないのに進んで他人様の命を預かろうとしゃしゃり出てきたくせに、ちょっと情報を調べる手間すら吝むなど不誠実にも程があろうと謂うものですね。

結局この人が自信たっぷりに断言している妄説の数々も、その伝で勝手に思い附いた恣意的な「想像」に過ぎないんだろうってのが見え見えですね。

>>どう考えてみても尋常じゃないですよねぇ。

高熱に魘されて「鬼がいる」「顔が半分しか見えない」「変な声がする」みたいな譫妄状態に陥ってますから、普通に考えて危ないですよ。幻覚とか幻聴ってよっぽどヤヴァい状態でないと出ないですよね。
by 黒猫亭 (2010-10-13 21:18) 

うさぎ林檎

こんばんは。

私に子供はいませんけど、愚妹と10近く年が離れているので半分ぐらい子育てに参加した経験があるんです。

>>どう考えてみても尋常じゃないですよねぇ。

小さい子供って熱をよく出すもんですけど、九日なんて普通じゃないですよ。
体力があったんでしょう運良く熱が下がってよかったですけど………別の重大な病気の可能性は小さくなかったはずです。
大体解毒の発想は瀉血と一緒ですよ。ホメオパスがやっている事こそ、現代ではアロパシーだと思いますね。
by うさぎ林檎 (2010-10-13 21:34) 

pooh

> satomiさん

> ああいうのはどうしていつも饒舌な訳知り顔をしているんでしょうね...。

謙虚さと想像力の欠如、みたいなものはいつも感じるんですよ、この種の言説に。
ただ、このふたつのものは、一面持ち続けるだけでつらい、みたいな側面を持つものでもあって。なので、そうなってしまう心持ちはわからなくもないです。

> そういう信号をキャッチして対処することで人類は生き残って来たはず。

わからないです。生き残ること、より大事なことがあるのかも。「ホメオパシー・バッシング」に懸念を示す識者のお歴々には、そのあたりのことがおわかりなのかもしれませんね。
by pooh (2010-10-13 21:38) 

pooh

> 黒猫亭さん

> 日限さえ切らなければ

あぁ、たしかにそうです。その意味では、原理的には同じですね。ただ、そのトリックを使うにあたっての志が違うだけで(どうしても雨乞いの呪術師をホメオパスといっしょにしたくないバイアスがぼくのほうに)。

> ホラー映画紛いの発想ですね

まさか、とか思う(と云うか個人的な感覚では「悪性新生物」と云うのは日常の用語に近い一般名詞です)んですけど、正直そのあたりの確信が持てないんですよね。どこまで常識を期待していいのか、もはやまったく見当がつかない。

> 幻覚とか幻聴ってよっぽどヤヴァい状態でないと出ないですよね。

いやぼく自身、熱を出すとすぐ幻覚を見てうわごとを口にするこどもだったもんで(^^;。
by pooh (2010-10-13 21:46) 

pooh

> うさぎ林檎さん

> 九日なんて普通じゃないですよ。

たしかにちゃんと考えるとおっしゃるとおりです。

> 別の重大な病気の可能性は小さくなかったはずです。

ですよねぇ。
そうじゃなかった、って云うだけで、まぁ幸運だった、ってことです。ただこう云うことが積み重なっていくと、ホメオパスのほうは取り返しがつかないところまで行ってしまう可能性がある。NATROM先生がこちらでお書きのような状況ですね。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100830#p1

> 大体解毒の発想は瀉血と一緒ですよ。

まぁ同時代の水準の医療ですから。
by pooh (2010-10-13 21:51) 

satomi

向こうから見れば、こちらのほうこそが「訳知り顔」なのでしょうし、ホメオパシー的生き方こそがより善く生き残るための道なのでしょうね。間には暗くて深い河がある...。此岸と彼岸を分けるものはナンなのだろうと、すごく考えてしまいます。
 
私にとって“雨乞い”は、カミを喜ばせてその気にさせるための祝祭空間の創出というイメージかな。実際にカミがその気になるかどうか(雨が降るのかどうか)は実はそんなに重要ではなくて、困難などのある種の節目の時に、人間がそれに何らかの折り合いをつけるための通過儀礼みたいなものというか...。あくまで人間にとって「善きもの」であってほしいし、そのための快き祝祭空間であってほしいんですよねぇ。
 
リンク先の“体験談”に立ち現れている世界は、人柱を立てたり生け贄を求めたりするような呪術世界...なのかもしれません。生け贄を欲する呪術とは、実のところは呪術師の権力誇示や民衆支配のツールでしかなかったりするのではないでしょうか。

by satomi (2010-10-14 00:20) 

pooh

> satomiさん

> 向こうから見れば、こちらのほうこそが「訳知り顔」なのでしょうし

まぁ、それはそうでしょう。たぶんそこのところは「知る」と云うことの意味の捉え方の違いから出るんでしょうね。

> ある種の節目の時に、人間がそれに何らかの折り合いをつけるための通過儀礼

なので、その社会の文化をベースにした価値判断にもとづいたものでもあるし、同時にポリティカルなものでもある。…そう考えると洗練されていて当然の技法でもあるし、また逆に(文化相対主義的に見れば)つねにすべての社会状況において「善きもの」であることはできない、と云う話でもあって。

> 生け贄を欲する呪術とは、実のところは呪術師の権力誇示や民衆支配のツールでしかなかったりするのではないでしょうか。

ここが、とてもむずかしいです。価値観の多様性と斉一性、みたいな話になる。逃げられるテーマではないですが、簡単な結論はない部分かと。
by pooh (2010-10-14 07:34) 

satomi

私の見知っている呪術的世界の住人というのはブラジルの先住民族だけですが、生きることにとても肯定的で根っこのところが明るいんですよねぇ。同じラテンアメリカの先住民族でも、アステカなどのような階層社会を持たないし、王もいないし、神格化された呪術師の存在や生け贄を必要とする社会システムもないみたいです。歴史社会学的には文明や国家の萌芽にすら至らない遅れた未開社会ということなんでしょうけど、でもだからこそ、呪術というものが元々どういうところからどんな願いや意味を持って生まれて来たのかという、人間にとっての原点みたいものが見える気がするんです。医療という知識や技術の誕生もそれと地続きで、ひと連なりに発展して行ったずっと先に現代医療があるんじゃないかと、そんなふうに勝手に理解しているんですけどね。
 
ホメオパシーにシンパシーを感じたり傾倒したりするような人たちにとって、先住民的世界は一種の憧憬の対象というか「彼らこそ解放された自然人」「これが人間本来の自然なあり方」みたいなイメージの投影先ではないかと思います。けれど「原点」をかえりみるにつれ、「ホメオパシー的自然な生き方」にとっての「自然」って、いったい何なんだろうと思えて仕方ありません。何日も高熱に苦しみ血を流して痛みに泣き叫ぶ子を前に「好転反応だ」などと納得してしまえるなんて、生物としての直感力を失ってしまった現代人の弱さを見るような気がしてならないです。自然派とか言いつつ、人が頭でこしらえた理論に帰依しているだけでは、と私なんかは思えてしまうのですが、違うのかなぁ...。
 
リンク先のホメオパスが開設しているセンターのサイトの方を見ると、「好転反応」について大きくスペースを割いて説明していますね。実際に「好転反応」に苦しむクライアントが多いってことではないでしょうか。これって危ない....。
 
ピアニストのフジ子・ヘミングは少女の頃に中耳炎をこじらせて片方の聴力を失ったんですよね。体験談のお子さん、その後ちゃんと聴力検査を受けたのだろうか。心配です。
by satomi (2010-10-14 12:23) 

pooh

> satomiさん

> 医療という知識や技術の誕生もそれと地続きで、ひと連なりに発展して行ったずっと先に現代医療があるんじゃないかと、そんなふうに勝手に理解しているんですけどね。

これは、すごく共感します。ひとの望みの延長線上、ですよね。
なので、ひょっとするとその「ひとの望み」に対する把握に、どこか倒錯が生じてるのではないか、と感じることがあります。

> 「ホメオパシー的自然な生き方」にとっての「自然」って、いったい何なんだろう

結果的にそれは医療の否定に向かったりもするんです。じっさい(おそらく主張している本人には思いもよらず)「病を得て死ぬのは自然なこと」みたいな主張に到達してしまう例も生じているわけで。結局のところ、自分の主張がどこに向かっているのか、それが「ひとの望み」にかなうものなのか、を理解できなくなってしまう。やっぱりこれは、端的に云って想像力の欠如なんです。
だったらなぜその想像力の欠如が生じてしまうのか、と云う部分もまぁ、あるわけですけど。

> 体験談のお子さん、その後ちゃんと聴力検査を受けたのだろうか。心配です。

ぼくも心配です。
心配してもしかたがないのがわかっているので、当該の描写の引用を避けた部分はあるんですけど(^^;。
by pooh (2010-10-14 21:55) 

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