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ロック [余談]

魔人ブウさんのポップスなのか、ロックなのかと云うエントリを読んだ。

エントリの主旨は措かせていただいて(頭が悪いせいでいまひとつよくわからないので)。
ギターアンプのゲインを10にすればロックってわけじゃないよなぁとか、聴いてもらえて伝わってなんぼって点ではロックもポップスも変わらないよなぁとか、使われてる比喩を読んで思った。
まぁそれでも、最終的に大衆に伝われば勝ち、なのは確かだと思う。なにを伝えようとしてるかにもよるけどね。
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Seagul-X

ポップスもロックもよくわからないんですが、なんというか、前のエントリでもそうだったんですが tara さんが「キャッチー」と形容したように、短期的なトレンドとして消費し尽くす気満々みたいな感じに読めて仕方ないんですよね。後は野となれ山となれ、みたいな。

結局のところ、相手は個々の業者というより技術開発者さんいうところの「人間の基本仕様」なんでニセ科学に対抗する活動は人類が滅びるまで終わることがないはずなんです。もろもろのニセ科学批判は 5 年後にもいまとおなじようにおこなわれているだろうし、ちょっとは拡大していると期待したいけれど、少なくとも縮小していることはないだろうと思います。
でも、コミックサイエンス撲滅委員会は半年後に何か残っているでしょうか?

という感じで、いまのところは生暖かく見守っています。1 年たって、まだ活動が残っていて、なにか見るべきものがあれば、その時点であらためて評価しても遅くはない、そう思っています。

by Seagul-X (2010-01-20 12:52) 

内海

poohさんお久しぶりです、内海です。
私は音楽には疎い人間ですので、ロックだのポップスだのというアナロジーでニセ科学批判のスタイルを語れてもピンとこないんですが、これが琴線に触れる人ってニセ科学批判の役に立つような人間だと思えません。まあ、コミックサイエンスだの何だの言葉を言い換えて活動したところで、ニセ科学の「完全な」撲滅は出来ないでしょうね。
ただ、私はニセ科学批判は「ニセ科学を信じている、もしくはニセ科学に肯定的な人間に対して、「信じるとあなたが損をするかも」以外の負のインセンティブを提示出来ない」ところが弱点だと考えているので、そこに関してはもう一歩か二歩相手の価値観に踏み込んで「攻撃」する姿勢を持った方が良いかなとは思います。
きくちさんでもpoohさんでもそうなんですけど、ドラえもんでいえば出木杉くんみたいな姿勢でのニセ科学批判だと思うんです、基本線。
ビリーバーは説得出来ないからスルーで、リソースは信じかけている人に集中。
相手に対して話し合いを通じて態度を軟化させて、科学的知識を習得させるよりも短期的に効果のある懐疑的な思考をさせる方向に持って行く。
見事に理性的な方法何ですけど、私の経験上は水伝を何となく正しいと考えるような「おバカさん」にそんな方法が通じないんです。
彼等は白黒ハッキリつける事でしか納得しません。
科学が正しいのか、ニセ科学が正しいのか。
菊池誠が正しいのか、江本勝が正しいのか。
常に二者択一です。
これ自体がニセ科学だけど、そこまで強い断言をしないと話を聴きませんし、また聴いても忘れちゃうんです。
ジャイアン的なアプローチです、おバカさんに効くのは。
まず一発、有無を言わさずゲンコツです。
それでニセ科学を信じる事にはリスクがあると認識させる。
もともとゼロリスクを求めてニセ科学に向かう人達です。
自分が痛い目にあうリスクを許容なんて出来る筈はありません。
沈黙させられる事に不満を抱いても、次はもっと痛い目にあうと解っていれば、負のインセンティブが働いて黙っていようと思うでしょう。
それで、公でニセ科学を広めず黙るんなら、それで捨て置いてOKでしょう。
昔TVのドキュメンタリーで、アメリカのアラバマに有色人種排斥を掲げる白人至上主義者が武装して山岳部の奥地にキャンプを張っている光景を見たことがあります。
問題のある思想も外に開かれなければどうということはありません。
営団地下鉄にサリンを撒くような事をさせない為の注意は必要ですが(^_^;)
ニセ科学を信じる人達に対しても、公で語らなければ問題も小さくなる訳で、そうした所に「追い込んでいく」事を狙って批判する事も重要だと考えます。
あ、poohさんやきくちさんは嫌がる事は解っています。
「異なる考えを持つ他者を排斥する事は民主主義を歪める結果を生む」とか「スケープゴートを作り出して相手の言論を恐怖で封じる行為は思想の自由を奪う卑劣な行為だ」とか言いそうだなあとは想像がつきますが、要はニセ科学の蔓延を止めるのに強い効果があるのは基本話し合いに終始して相手の心変わりを待つ批判か、それとも直接ニセ科学を信じる人間に負のインセンティブを生じさせる行為を含む批判か、という事だけです。
by 内海 (2010-01-20 17:30) 

No.4560

こんばんは、No.4560です。

このエントリとリンク先の内容そのものとはあまり関係ないんですが、今慌てて確認したところ、引用されているTweetは、かなりの確率で僕きっかけっぽいので、この事態(僕きっかけのTweetがblogで晒されるような形で引用されている)をどう受け止めたら良いのか、ちょっと考え中です。

あくまで自己責任…と言いたいような言いにくいような。いや、実際はあまり言いたくないから考え中なんですが。


ロック、ポップスの区別については音楽音痴の僕にはよく分からないのですが、とりあえずあれこれ言う前に、まずは「コミックサイエンス撲滅委員会」名義で一曲歌ってくれ(本家webサイトにまともな文書を公開してくれ)とは思います。

リンク先のエントリについて抱いた個人的感想が、
「歌は良いけど、性格は嫌い」
になるか、
「歌は駄目だし、性格も嫌い」
になるかは、僕にとってはこれからで、場合によっては応援するかも、です。
「歌わないロッカー」という手もありますけど、この場合は応援できないです。
まあ、どの場合でも僕の応援なんて「コミックサイエンス撲滅委員会」には関係ないでしょうけど。
by No.4560 (2010-01-20 21:06) 

pooh

> Seagul-Xさん

ぼくは本籍地がロックなので。

キャッチーさは大事ですけどね。菊池誠の選んだニセ科学と云う用語も、結果的にキャッチーだった、と思っていますし(「コミックサイエンス」がキャッチーかどうかはわからないですけど)。

> 短期的なトレンドとして消費し尽くす気満々

ここを開設して3年少しになりますが、逆にぼくはそのあいだに「ニセ科学」と云う用語と概念が消費され尽くさなかったことのほうがすごいなぁ、と思ったりしてます。ぼくも、たとえば菊池誠なんかにも「いずれは消費されるだろう」と云う覚悟はあったんですけど(かなり以前にそう云う会話をしたことがあります)いまのところ命脈を保っている。保っているなりの理由はあるんだとは思いますが。

> ニセ科学に対抗する活動は人類が滅びるまで終わることがないはずなんです。

ぼくもそう思ってます。ただ、ここ数年この問題にコミットしてきただれもが思いつかなかった、実行できなかった方法で撲滅が可能なのかもしれません。そこは活動を見ないとわからない。

> あらためて評価しても遅くはない

同意します。皮肉ではなく。まだ実際の活動が開始されていないわけですから(開始されてない、んですよね?)。
by pooh (2010-01-20 21:34) 

pooh

> 内海さん

あ、いや、べつに「有無を言わさずゲンコツ」的方法を否定しているわけではなくて。それがうまくいくのなら、有効な方法としてやっていっていただければいい、と思います。

> poohさんやきくちさんは嫌がる事は解っています。

きくちさんはともかく、ぼくに関して云えば、嫌とかなんとか云う話ではないです。仮にその方法のほうが有効だ、と云うことがわかっても、ぼくにはうまくできないだろうな、やらないだろうな、とみたいには思っていますけど(能力の欠如、と云うことだろうと思います)。うまくできるひとは、やっていただければいい。それぞれのひとが、それぞれのやりかたでやればいいんです。実際の行動や公開された言説に即しては、いろいろ云ったりすることも出てくるかもしれませんが。

このエントリの主旨は、「ロックってそんなもんじゃねえだろ」と云うことです。
by pooh (2010-01-20 21:36) 

pooh

> No.4560さん

> まずは「コミックサイエンス撲滅委員会」名義で一曲歌ってくれ

そう云うことです。
聴きもしないでごちゃごちゃ云う気はじっさいはなくて。うたうまえのMCは、まぁべつにどうでもいい。しゃべっただけの歌は聴かせてくれるんだろうな、と楽しみに待つだけです。

> 僕の応援なんて「コミックサイエンス撲滅委員会」には関係ないでしょうけど。

ぼくがこんなところでどうこう云ってるのも、たぶん関係ないんですよね。うたう内容によっては、こっちとしては「関係ない」とは云えなくなるかもしれませんけど。
by pooh (2010-01-20 21:41) 

hietaro

早川義夫がジャックスについて語った、

「活動期間は非常に短かったです。不幸なバンドでした。待ちきれないで歌ったということだけがとりえでした」

という言葉がふと頭をよぎりました。

「待ちきれないで歌った」というのがステキだなぁと。

この話題と強い関連があるわけでもないのですが。
by hietaro (2010-01-21 01:17) 

pooh

> hietaroさん

ある種の切実さ、みたいなものが、ロックっぽさのひとつの要素なのかもしれない、とか思ったり(専売特許、と云うわけではないにしても)。
by pooh (2010-01-21 07:26) 

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