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東ティモールのコーヒー [余談]

今週飲んでいたグァテマラのコーヒーを昨日飲みきった。フリーザーを覗いたら、つれあいが買ってきてくれたいつもの豆屋さんのパッケージを発見。ラベルを読む。東ティモール。

だいたいうちのつれあいは見慣れない銘柄のコーヒー豆を好んで買ってくる傾向があって(こっちとかこっちで書いたけど)、こいつもたぶんそう云うことなんだろう。そう云えば東ティモールってどうなってるんだろう、とか思ってちょっと調べてみる(新聞を国際面から読まざるをえない生活から離れてずいぶんになるので、もうそう云う情勢にはすっかり疎い)。どうも政情安定、と云うのにはまだ遠いようで、このコーヒーの収穫もその関係でちょっと危ぶまれる状況だったみたい。
でも、焙煎された豆がいまうちのキッチンにある。それはまぁ、総論としてはいいことなんだろうな、と思う。

ラベルにはフェアトレード、と書いてある。フェアトレードと云うものに対する感慨は(おもにその受け手側の意識のありどころ、と云う部分で)例えばロハス、と云う言葉に接したときに感じるような複雑なものがあるのだけれど、まぁそれはそれ。マンデリンをはじめとして最近出回っているバリのアラビカ種とか、ちょっと意味合いは違うけどトラジャとか、インドネシア周辺のコーヒーはけっこう好きだったりするのだ。

ともかくも溜れてみる。目の前にあるコーヒーとは、溜れてみて飲んでみる以外のつきあい方はないのだし。
あ、おいしいぞ。香りはそんなに立たないけど、丸みがあるのに力強い味で。
タグ:仙台 近所
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きくち

デ・スティルのコーヒーもずいぶんごぶさたです。
フェアトレードに(主としてその受け手側に)ロハスに似たものを感じるというのはとてもよくわかります。それでも、コーヒーなんてのはもともと搾取で成立していた作物ですから、少しでもフェアな取引に近づけるならいいのかな、という気がぼんやりとします。フェアトレードの理念はいいと思うので、あとは本当に理念の通りに実行されているのか、でしょうか。本当はそこを真剣に考えないといけないのかも、と思いつつ、「まあ、そのうち」になっちゃうね。

by きくち (2009-04-04 11:27) 

pooh

> きくちさん

いやまぁ、ロハスは理念ではなくてマーケティング手法だから、フェアトレードとごっちゃにしちゃいけないんだろうけど。フェアトレードは理念を維持しつつ、ロハス的なしたたかさで受け手に受け入れられるよう推進していく、と云うのが現実的には望ましい姿なんだろうな、とか思ったり。

なんかね、このへんで書いたことともつながってくるような話だと思う。

http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2007-01-07-3
by pooh (2009-04-04 12:31) 

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