ニセ科学で「儲ける」ひとたち [世間]
これまでいくつかのエントリで考察を重ねて来て、ニセ科学なり「水商売」なりに「お金を貢ぐ」ひとたちの横顔は見えて来た気がする。でも、それで「儲けている」ひとたちはどんな姿をしているのだろう。
これはkikulogの一部の議論で多少はあらわになっている部分もあるけれど、ちはやさんの「水はなんにも知らないよ」に触れたエントリに、示唆となるようなことが書かれているのを読んだ。
わたしの知人で、よりによって自己啓発セミナーのスタッフになってしまった人物は、セミナーがつぶれると「水商売」に手を出したと風の便りで聞いた。
自己啓発セミナーの元トレーナーで独立した人物は、自分で作ったセミナーがつぶれてからは、波動に興味を持っていた。
まぁ、そう云うことなんだろうと思う。
いずれにせよ、人間の心理のメカニズムと云うか、柘植さんの云う「基本仕様」を悪用した商売には違いない訳で。
「愛と感謝」ぁ? あはは。
こんにちは、pooh さん。
悪徳商法批判者を長い間やると、「げっ、またお前か」は良くあるのね。特にマルチ商法なんかで、どこかの会社を調べたときに社長をやっていたのが、最近流行り始めたマルチ商法の会社を調べると、そこの社長だったりとかね。商材とかも違うんだけど、マルチ商法に若者を引き込む口上はほとんど同じだったりしてね。
結局ね、一度「人の生き血」の味を覚えた者は日の光の下には出てこなくなるものなんです。私は引退してしまったのだけど、あいつとかあいつは、まだ「生き血を啜っている」のだろうなと思うと、引退撤回して戻りたくなることもあるんですよ(笑)。
by 柘植 (2007-03-06 16:58)
> 柘植さん
なんと云うか、そんなもんじゃないかと思ってたらやっぱりそんなもんだった、って云う納得と失望の入り交じった気分です(^^;。
by pooh (2007-03-06 22:19)