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メディアの役回り [世間]

理系白書がニセ科学を扱い出してから、ネット上でのニセ科学関連の言説がまた増加してきたような気がする。さすがはマスメディア、と云ったところか。そのなかのひとつ、tullioさんの理系白書’07と云うそのものずばりのタイトルのエントリを読んだ。

このエントリは、基本的に理系白書の記事の「浅さ」について書かれたもの。

趣旨は悪くないと思うんです.
というか,良いんです.でも,紙面が無いのか時間が無いのか,内容が薄いのがもったいないです.

異論と云う訳ではないのだけれど、ぼくはこれぐらいが限界だと思う。
正直、いまマスメディアを情報入手の中心に置いているひとたちは、実際のところ既に「裾野」のような気がするので、そう云う方々向けにきっちりと、それこそ「分かりやすく」まとめるのが「理系白書」の今回の仕事ではないだろうか。


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コメント 2

きくち

「誰に向かって書いた記事か」について斟酌しない人は多いですね。
「ニセ科学ウォッチャー」には既知の事実が多いのですが(それでも、マイナスイオンのメーカーインタビューなど、驚かされました)、この記事は「初耳」の人に向かって書かれていますから。
 
別の話だけど、「そんなわかりきったことを今さら書いてどうするの?」的な反応はオタク的だよね
by きくち (2007-02-27 10:39) 

pooh

> まこっちゃん

「相手に通じるレベルで語る」ってのはそれ自体とってもスキルが必要な難しいことなんだよね。内容を絞り込んで分かりやすくすると、どうしても不正確になっちゃうし。

ただ、例えば量的な制約とかがなければ、「誰にでも分かって、正確で、しかも内容のある話」も可能だと思う(ってなんか釈迦に説法気分)。たざきさんの例の文章とか、数多の名作ジュブナイルみたいに。まぁこれは文章技術レベルの話だけど。

> 別の話だけど、「そんなわかりきったことを今さら書いてどうするの?」的な反応はオタク的だよね

ってえかちゃんとした読み手は「どうして分かりきったことを今さら書いているのか」まで本当は読み取るべきなんだけどね。
by pooh (2007-02-27 22:14) 

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